渋沢栄一の『論語と算盤』その他著作を読んでいる。
毎日一冊くらい、関連書籍を読んでいる。
中でも私が一番好きなのが、『論語と算盤』の最後の方にある、
成敗は糟粕みたいなもの、気にするな
って考え。
成功・不成功は、残り滓(カス)
ってこと。成敗は泡沫、みたいな表現を渋沢がすることもある。
事業の成功・不成功、世俗的な栄達・不遇、裁判の勝敗、出世の浮き沈み、人間関係の成功と破綻、、、
自分の力では如何ともし難い、「運」としか言えないこともある。
成敗は、糟粕。努力の、残り滓。
我々に求められているのは、成敗に一喜一憂することではなく、斃れて後已む(=死ぬまでやる)の気概で、やるべきことに邁進するのみ、なのでしょう。