狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

勝利を我が手に!

2010年11月05日 19時54分15秒 | VSの日記








 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は、十九度。
 最低気温は、七度でありました。
 明日も予報では晴れとなるみたいですよ!



 現在、私は、ダイエット作戦を継続中。
 第三フェイズに移行。筋力をつける運動を増やし始める。
 硬い筋肉は要らない。ムキムキの筋肉も要らない。
 素早くしなやかに動ける筋力をつける為の運動を増やす。
 急に運動量を増やすと反動がくるので、ゆっくりと増やしていくことにする。
 ここまで意外と順調。
 今は秋で、食欲の秋でもあるのだが、過度の食欲を退けることに成功している(でも時々負ける)。
 ただ、「勝った!」と思った時は実は危険な瞬間で、過去を振り返ると、敗北は「勝った!」と思った瞬間の油断から始まっていることが多い。
 今が勝負時だと心得る。


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『精霊たちの家』/イザベル・アジェンデ

2010年11月05日 19時31分25秒 | 小説・本に関する日記








 昨日の夜、イザベル・アジェンデの小説『精霊たちの家』を読了。
 最近、あまり読書に時間が取れなかったので、読み終わるのに随分時間がかかった、ような気がする。

 舞台は、南米チリ。
 19世紀末から1973年までの封建的な世界から民主主義を経て軍事独裁政権に至るまでを、ローサという美女・その妹のクラーラ・クラーラの娘ブランカ・孫娘のアルバの三世代の女達を通して描いています。

 終盤の民主主義政治が軍事独裁政治に取って代わられるくだりや、その後の恐怖政治についての描写は圧巻。
 前半部の膨大な数のエピソードがラストに向って収斂していくのは見事です。
 後半にいくほど描写は濃密になっていきます。

 幻想的で神話的で寓話的な前半部から現実的な厳しく過酷な後半部へ。
 厳しい政治的な問題を物語化して再解釈を試み、見事に成功している作品です。

 面白くて、重たくて、悲しくて、感動的なお話です。

 お勧めであります。


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