狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

隅から隅 這いつくばり 強く生きなきゃと思うんだ。

2013年11月26日 20時34分35秒 | 職場に関する日記



 本日11月26日は、古代ローマでガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌスとマルクス・アントニウスとマルクス・アエミリウス・レピドゥスによる第二回三頭政治が始まった日で、明治天皇が江戸城に入って皇居とした日で、アメリカのハル国務長官がハル・ノートを提示した日で、日本野球連盟が分裂解散し太平洋野球連盟が結成された日で、日本の小惑星探査機・はやぶさが小惑星イトカワに着地して岩石の採取を行った日で、カティンの森事件に関してロシア下院がスターリンら当時のソビエト連邦の指導者が指令を下して起こしたとする声明を決議した日です。


 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は九度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りのち雨となっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。




 数日間、職場の休憩室に籠ってデータ入力の仕事にかかりっきりになっていましたが、本日ようやく一区切りがつきました。
 連日のデータ入力作業でふらふらになっていましたがようやく解放されました。やっと娑婆の空気が吸えます。私は自由だ!
 まだふらふらしていますがこの解放感は快感です。自由って最高っす。全ての自由を阻害する者達に天罰の下らんことを! 
 ちょっとバテていてかなりハイな状態のまま、しばらくはこの解放感に浸っていたいと思っているところなのでございますよ。
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『はなとゆめ』/冲方 丁

2013年11月26日 12時30分06秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、冲方 丁の小説『はなとゆめ』を読んでいました。

 優れた歌詠みとして知られていた清原元輔。その娘である清少納言は機知に富む才媛として28歳の時に帝の中宮で当時17歳の藤原定子に女房として仕えることになる。
 それは後宮で最も貴い立場にある人物の元に出仕することを意味する。
 清少納言は内裏の雅で華やかな雰囲気に馴染めずにいたが、定子に自分でも気が付いていなかった才能を認められて自分自身の価値に気が付いて定子の元で才能を発揮することの楽しさに目覚めていく。
 そんな中、朝廷内では定子の父親の藤原道隆の遺子達と定子の叔父の藤原道長との権力闘争が始まり……。

 清少納言が主人公の歴史小説で清少納言と彼女の主・定子の物語で清少納言と定子の絆である枕草子の物語です。



 私は枕草子は読んだことがあるけど清少納言については授業で教わった程度の知識しかありませんでした。
 心を震わせるような心が熱くなるようなお話です。

 困難な時に嘆いていてばかりであったり他者を攻撃するだけだったりするのではなく、周囲に気を配った上で涙は胸におさめて笑顔で雅で華やかな雰囲気を作りそんな雰囲気で周囲の人を心を華やかにしてその人達が困難に立ち向かっていけるようにする。このようなやり方は難しくてなかなか出来はしない。
 現代でもこんなことは難しくてできない。
 でも最も賢い者とはそんな人なのだろうなぁ、と思ってしまいましたよ。

 面白かったですよ。
 お勧めです。
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