狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

鳴子百合(ナルコユリ)その5。

2015年06月14日 17時58分49秒 | お花に関する日記




 本日6月14日は、桓武天皇の曾孫で高望王が平姓を賜り上総介に任じられた日で、藤原定家が古今の和歌百首を書写した日で、北ノ庄城で柴田勝家・お市の方が自害した日で、星条旗がアメリカ合衆国の国旗に制定された日で、アメリカケンタッキー州の牧師エライジャ・クレイグによってバーボン・ウイスキーが初めて作られた日で、メヒコから分離独立してカリフォルニア共和国が成立した日で、柳田國男の『遠野物語』が発刊された日で、ピエール・ド・クーベルタンが考案した五輪のマークがオリンピック大会旗として制定された日で、ジョン・オールコックとアーサー・ブラウンが世界初の大西洋無着陸横断飛行のためカナダを出発した日で、ドイツ軍によってパリが占領された日で、ソビエト連邦がバルト三国への侵攻を開始した日で、バルト三国でソビエト連邦による大規模な国民のシベリアなどへの国外追放が開始された日で、映画倫理規定管理委員会が発足した日で、結社の自由及び団結権の保護に関する条約が日本に対して発効された日で、フォークランド紛争が終結した日で、2002FIFAワールドカップでサッカー日本代表がチュニジアを2-0で下して初めて決勝トーナメント進出を決めた日です。

 本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
 最高気温は二十六度。最低気温は二十度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。

 上の写真に写っているお花は、「鳴子百合(ナルコユリ)」です。
 鳴子百合のお花に関しては、2014年4月28日の記事2013年4月29日の記事2012年5月26日の記事2010年5月18日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2014年と2013年と2012年と2010年の鳴子百合のお花の記事です。

 鳴子百合のお花の花言葉は、「気品のある行い」です。



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『柘榴坂の仇討』

2015年06月14日 12時18分08秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『柘榴坂の仇討』のDVDを観ていました。

 藩主の井伊直弼の近習として身辺警護の任に就いていた志村金吾は、安政7年の桜田門外の変で主君を討ち取られた失態で処分を受けることになった。
 切腹は許されず、打ち首の処罰となるはずであったが金吾の罪を背負い両親が自害したので打ち首は免れた。
 その代りに「下手人を捕らえて、その首を直弼様の墓前に供えよ」と命令を受ける。
 
 桜田門外の変から13年。
 世は安政から明治へと移り、新政府の世となって廃藩置県で彦根藩も消滅した。
 しかし金吾は井伊直弼公の仇を探していた。
 襲撃者の18人のうち生き残っているのはただ1人。佐橋十兵衛。 
 彼は直吉と名前を変えて車夫として生きていた。

 金吾が十兵衛の居場所を知ったその日、新政府は仇討禁止令を布告する……。
 十兵衛をついに見つけた金吾は……。


 監督は、若松節朗。
 出演者は、中井貴一、阿部寛、広末涼子、高嶋政宏、真飛聖、吉田栄作、堂珍嘉邦、近江陽一郎、木ゆりあ、津嘉山正種、藤竜也、中村吉右衛門、など。
 原作は、浅田次郎の短編小説です。



 この映画のお話とは関係ないのだけれども、
 明治維新という革命は大義名分の部分で不可思議で怪しくて詐術的で欺瞞に満ちているような気がする。
 この映画でも少し描かれていたけど、スローガンと実際に行ったことはかなりギャップがある。
 そしてこの映画では描かれてはいないけど、鳥羽伏見の戦いの時点では薩摩藩や長州藩や土佐藩など新政府側についた諸藩の軍は誰が意思決定者なのかという問題があります。
 各藩の軍隊がいつの間にか新政府の軍隊にすり替わる。その過程に大義名分は成り立つのだろうか?
 各藩の藩主に忠誠を誓い俸禄を受け藩主の命に従っていた軍隊は藩主の命令で動いていたはずだし各藩から補給を受けていたはず。
 それがいつの間にか新政府の軍となる。すり替わる過程では誰が軍の意思決定者で最終責任者なのだろう?

 「勝てば官軍」という言葉を生み出してしまった明治維新という革命は、大義名分という面ではかなり怪しい。
 そしてその怪しさは後々に大きな災いをもたらしている、ような気がする。
 動機が純粋ならどのような手段を取ってもよいとは私は思わない。
 むしろ動機が純粋であるからこそきちんとした手段を取らなければならないのではないかと私は思うのです。
 動機が純粋ならどのような手段を取ってもよいという考えは、欺瞞をもたらし不純や災厄を呼び込んでしまう。そう思うのですよ。


 ごめんなさい。この映画とは関係の無いことを書きました。



 時代が急激に変化する中で人の想いについて描いたお話です。
 相手がしたことを決して認めはしないけどそれでも和解することができる、という力強いメッセージの映画です。
 そして生きることとは何か?と生きることの大事さを描いたお話でもあります。
 面白かったですよ。

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