狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

太陽が照っているうちに干し草を作れ。

2016年04月07日 18時13分29秒 | 職場に関する日記





 本日4月7日は、「ローマ法大全」の「旧勅法彙纂」が公布された日で、平忠盛が平氏の武士では初めて内昇殿を許された日で、足利義満が京都室町に造営した室町殿に幕府を移転した日で、フランスが長さの単位としてメートルを導入した日で、明治政府が五榜の掲示の高札を設置した日で、戦艦大和が沖縄への特攻作戦の途上で撃沈された日で、鈴木貫太郎内閣が発足した日で、ユーゴスラビアが国名を「ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国」に改称してチトーが終身大統領に就任した日で、名古屋で開かれた世界卓球選手権に中華人民共和国チームが初参加してピンポン外交が始まった日で、セントラル・リーグ開幕戦当日に一旦阪神に入団した江川卓の巨人への移籍が発表された日で、イランアメリカ大使館人質事件によりアメリカがイランとの国交を断絶して経済制裁を発動した日で、イラクで日本人3人が身柄を拘束された日です。

 本日の倉敷は雨でありましたよ。
 最高気温は十九度。最低気温は十二度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。



 本日は私は終日事務処理をしておりました。
 ひたすら、データ入力作業をしておりました。
 万能著述支援用マシン『ワーカム』が欲しいです。

 デスクワーク1時間で消費するカロリーと平泳ぎを10分間泳いで消費するカロリーはほぼ一緒らしいです。
 ということは本日私は平泳ぎを80分泳いだのと同じカロリーを消費したことになります。
 そう考えると何だか達成感が湧いてきそうなのですが、全く達成感がありません。
 まだまだ作業が残っています。
 さくさくと作業を進めたいと思っているところなのでございます。

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『恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動』/機本伸司

2016年04月07日 12時37分21秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、機本伸司の小説『恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動』を読んでいました。

 穂瑞沙羅華は人工授精で誕生した天才児。
 16歳で飛び級でアメリカの大学の大学院で学んでいて論文が認められて日本で作られる巨大な素粒子加速器の設計に携わることになって日本にやって日本の大学に編入した。量子コンピュータの開発者でもある。
 しかし年相応の生活を学ぶ為、今は高校に転入してい高校生として生活している。
 親と友達の前では無理に普通を演じ、授業で知っている事を延々と聞かされる状況にうんざりしている。
 彼女は、量子コンピューターの開発に携わっていたことから、量子コンピュータを使ったメンタルヘルス事業をおこなっているベンチャー企業「ネオ・ピグマリオン」のオブザーバーに就任していて……。

 ピグマリオンには問題解決の依頼がたくさん寄せられているのだが、沙羅華は興味のある問題しか見向きしない。
 今回、沙羅華が興味を持った問題は、ある研究者が進めている研究を阻止して欲しいという依頼だった。
 その研究者はダークマターの研究をしているのだが、それは表向きで裏では別の研究をしているという……。

 『神様のパズル』の続編のシリーズ『穂瑞沙羅華の課外活動』の第4作目です。

 映画『神様のパズル』は観たことがあるのですが、小説は読んでいないっす。
 いきなり続編のシリーズの第4作目を読んでしまいました。
 映画と小説ではラストがおそらく違うのですね。最初から読めばよかったです。



 時間とは何か? という究極の問いに仮説が次から次へと出てきて面白かったです。
 それと同時に年相応のことを学ぶことを失っていた天才児が愛するということを学ぶというテーマが絡まっていて面白さを増しています。

 一番最新の巻を先に読んでしまったので今度は最初から読んでみようと思っております。

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さぁ、君も一緒に人生 棒に振ってみないか?

2016年04月07日 11時37分28秒 | 知人、友人に関する日記



 ある夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずミルクを舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。が、先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。
 「君は猫をかぶってゐるね。狐といふ綽名なのに」
 「私は猫をかぶってゐます。狐といふ綽名なのに」
 先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に私に質問をした。
 「何故、猫をかぶってゐるのかね?」
 「猫はかぶるものです。かぶれば心地良いです」
 「ふむん? しかし猫をかぶってゐると自分を見失つたりはしないのかね?」
 「私は普段から自分を見失っているので問題ありませんよ」
 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 私の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしんない。
 「先輩も猫をかぶりませんか? 私と猫かぶり同盟を結成しませんか?」
 先輩は言つた。「断固拒否する」
 狐は何か痛みを感じた。が、同時に又歓びも感じた。
 人の生き方とは様々なものであるな。面白ひものだ。

 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。

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