狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

白山吹(シロヤマブキ)その5。

2017年04月08日 18時50分48秒 | お花に関する日記





 本日4月8日は、ローマ皇帝カラカラが近衛隊長マクリヌスによって暗殺された日で、豊臣秀吉が九州の島津氏討伐のため大坂城を出発した日で、アユタヤ王朝がビルマの侵攻により滅亡した日で、エーゲ海のメロス島の農夫が「ミロのヴィーナス」を発見した日で、前年からの天保の大飢饉のために江戸幕府が江戸の各地に救米小屋を設置した日で、江戸幕府が松前藩居城周辺を除く全蝦夷地を幕府直轄領とした日で、山陽鉄道が急行に日本初の寝台車を連結した日で、国際連盟が国際連盟の解散と資産等の国際連合への移行を決議した日で、東宝争議が勃発した日で、カンボジアで国際連合ボランティアの選挙監視団員・中田厚仁が銃撃されて死亡した日で、佐川事件やNTT株疑惑などにより細川護熙首相が退陣を表明した日です。

 本日の倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は二十度。最低気温は十四度でありました。
 明日は倉敷は予報では晴れとなっております。



 上の写真に写っているお花は、白山吹です。
 白山吹のお花に関しては、よろしかったら2016年4月5日の記事2015年4月16日の記事2014年4月11日の記事2013年4月16日の記事もご覧くださいませ。
 2016年と2015年と2014年と2013年の白山吹のお花の記事です。


 白山吹のお花の花言葉は、「気品」ですよ。


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遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声聞けば我が身さへこそ動がるれ。

2017年04月08日 15時58分51秒 | 知人、友人に関する日記




 先日のこと。
 仕事帰りにたりらりんとふらふらと歩いていたら、友人達の待ち伏せに遭いました。orz。
 君達。事前に連絡を入れなよ。お願いだから。私にも都合があるのだよ。暇ではないのだよ。

 友人達は、「お花見のお誘いなのです!」「準備はできているのです!」「一緒に来てもらいます!」「問答無用です!」と言うのです。
 友人達は一人の時はおとなしいのに4人揃うと変てこな方向で息がぴったり。私に隠れて台詞回しの練習でもしているのかしらん?
 私は風邪の初期症状が出ているのでお花見には参加できません。残念です。と友人達に申し上げました。てへ。
 すると、友人達は「貴様の都合など知ったことではない!」と言うです。
 さすがは我が友人達。人の都合などお構いなしに清々しいほど欲望に忠実で尚且つ容赦ない。天晴な生き方です。
 しかし、現時点で奴らと遊んでいると疲れてしまって真の風邪ひきさんになってしまうかもしんない……。

 体調が良くないことを私は切々と友人達に訴えました。
 友人達は、「私達と遊びたくなくて嘘を吐いているのではないか?」「否。本当に具合が悪そうだぞ?」「お花見をしている場合ではない!」「お花見は中止だ!」と言うのです。
 さらには、「〇〇(←私の本名)を看病せねばなるまい!」「〇〇の部屋に行って色々と看病するのだ!」「これから〇〇の部屋に押しかけるぞ!」「異議無し!」と言うのです。
 待て待て待て待て。私にも都合があるのだよ。そして看病してもらうほど酷い症状になっているわけではないのだよ。と友人達に申し上げました。
 すると、友人達は「貴様の都合など知ったことではない!」と言うです。
 さすがは我が友人達。人の都合などお構いなしに清々しいほど欲望に忠実で尚且つ容赦ない。天晴な生き方です。
 しかし、現時点で奴らと戯れていると疲れてしまって真の風邪ひきさんになってしまうかもしんない……。
 そして友人達に風邪をうつしてしまうかもしんない。

 友人達には看病の申し出を丁重にお断りいたしました。
 しかし、友人達は「我等のことは気にするな!」「我等は貴様のような柔ではないぞ!」「善意は受け取るものだ!」「問答無用です!」と聞く耳を持ちません。
 さすがは我が友人達。そんなに私の部屋で遊びたいのか。人の都合などお構いなしに清々しいほど欲望に忠実で尚且つ容赦ない。天晴な生き方です。

 その夜は私の部屋で私は友人達の熱烈な強烈な看病を受けました。
 手取り足取り上げ膳据え膳ありとあらゆるところを好き放題にされてわやくちゃにされてしまいました。

 無念であります。


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『残菊物語』1939年版

2017年04月08日 11時47分35秒 | 映画・ドラマに関する日記






 昨日の夜は、映画『残菊物語』のDVDを観ていました。

 明治初期。
 2代目・尾上菊之助は養子ながら歌舞伎の名門、五代目菊五郎の後継者。
 芸はまだまだ未熟だったが、そのことを指摘する人は周囲にいなかった。
 義父の菊五郎は名人として知られ、芸に厳しく、後継者である菊之助の芸に不満を持っていたが、周囲を慮って上手く菊之助に注文を付けることが出来ないでいた。
 菊之助は義父である菊五郎との差に悩み拗ねて芸に身が入らず遊び惚けていた。

 お徳は尾上菊五郎の実子である幸三の乳母。
 お徳は芸に身の入らない菊之助を心のこもった言葉でたしなめる。
 菊之助はお徳の言葉に感激し精進するようになったのだけれども……。

 菊之助とお徳の間柄を邪推した菊五郎夫婦はお徳を解雇してしまう。
 お徳を心の拠り所としていた菊之助は、菊五郎夫婦に反発し家を飛び出して……。

 監督は、溝口健二。
 出演者は、花柳章太郎、高田浩吉、川浪良太郎、高松錦之助、葉山純之輔、尾上多見太郎、結城一朗、南光明、伏見信子、中川芳江、河原崎権十郎、森赫子、花柳喜章、志賀廼家辨慶、磯野秋雄、嵐徳三郎、梅村蓉子、など。
 原作は、村松梢風の同名の小説です。
 3度映画化されていますね。
 私が今回観たのは1939年版の『残菊物語』です。

 芸事を描いた悲恋の物語であります。



 悲恋の物語ではあるのですが、でもでもそれだけではないような気がします。
 お徳は健気で献身的な女性に見えるけれども、物凄く意地っ張りで誇り高いようにも思えるのです。
 意地の悪い見方をするならば、お徳には尾上菊之助という作品を作り上げるという喜びがあったのでは?
 だからこそ尾上菊之助という作品を完成させる為には自分は身を引かなければならないという発想に至ったのでは?
 健気で献身的なだけでなく、自分の作品を完成させることに対して意地も張るし誇りもある。ということなのでは?

 この物語で、お徳は女として全ての面目は立つのです。
 途中で降りたなら楽になれます。途中で降りるタイミングは無数にあります。
 でも降りたら女としての面目が経たない部分が出来てしまう。
 お徳の女としての面目に対しての意地を描いたお話なのではないか? とも私には思えるのです。



 面白かったですよ。
 大傑作であります。
 お勧めですよ。


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