狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

もう一人のあなたがあなたを見ているのよ。見放されないようにね。嫌われないようにね。

2017年08月30日 21時08分36秒 | VSの日記





 本日8月30日は、徳川家康が江戸城に公式入城した日で、江戸幕府が武家諸法度を発布した日で、リッチモンドの戦いが始まった日で、第二次ブルランの戦いが南軍の勝利で終わった日で、壬午事変での日本公使館焼き討ち事件等の事後処理の為に日本と李氏朝鮮の間で済物浦条約が締結され日で、気象学者の野中到が富士山頂に私費で測候所を開設した日で、松岡洋右外相とアンリ仏大使が北部仏印進駐に関する協定を締結した日で、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に到着した日で、日本軍陸軍第102師団歩兵第77旅団長河野毅陸軍中将がネグロス島西ネグロス州アシエンダ・サンタ・ローザで米第503連隊戦闘団に降伏した日で、英第111.2任務群が香港島へ到着して軽巡洋艦スウィフトシュアからハーコート海軍少将が上陸した日で、スターリン批判を受けて北朝鮮で同国の幹部が最高指導者金日成の個人崇拝や工業政策を批判した日で、アメリカのホワイトハウスとソ連のクレムリンの間を直接結ぶホットラインが開設された日で、植村直己がマッキンリーに登頂して日本人初の五大陸最高峰登頂に成功した日で、東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件・三菱重工爆破事件で8人が死亡・376人が負傷した日で、イラン首相府の爆弾テロでモハンマド・アリー・ラジャーイー大統領・モハンマド・ジャヴァード・バーホナル首相らが死亡した日で、堀江謙一が超小型ヨットでのアメリカから日本への太平洋横断に成功した日で、NATOによるボスニア・ヘルツェゴビナ空爆が開始された日で、信用組合最大手の木津信用組合と第二地方銀行最大手の兵庫銀行が経営破綻した日で、日本で第65回世界SF大会が開催された日です。

 本日の倉敷は曇りでありました。
 最高気温は三十度。最低気温は二十四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。






 「今の君はやるべきことが山積みなのではないの?」
 先日、お師匠様と会食をしている時にお師匠様にそう云われれました。
 昨年も言われたような気がします。一昨年もそういわれたような気がします。 
 確かにやるべきことは山積み状態です。
 あまりにたくさんのやるべきことが山積みになっていてオリンポス山の如くそびえ立っています。
 お師匠様と会食をしている場合ではない。
 慌てて席を立とうとしたら「待ちたまへ。失礼な奴」と怒られました。
 いけないいけない。やるべきことが山積み状態でも礼を失したら人として失格です。私は狐だけど。

 「暇さえあれば本を読んだり漫画を読んだりゲームで遊んだり映画を観たりしているけど、君はやるべきことがたくさんあるのではないの? 何をしているの?」とお師匠様は再度、私に尋ねました。
 お師匠様は最近、お小言が多いです。甘いものを摂取していなのでしょうか? 甘いものを貢いだほうがよいかな?
 「余計なことは考えないで、質問に答えなさい」
 むむ。確かにやるべきことは山積みです。
 あまりにたくさんのやるべきことが山積みになっていてオリンポス山の如くそびえ立っています。
 しかし、人間、根を詰めて物事にあたることができる時間は限られています。
 根を詰め過ぎると物事は余計にわやくちゃになってしまいます。
 合間合間に息抜きは必要でしょう? 息抜きをしているのです。と答えました。
 すると「ほほう。去年もそう言っていましたよね」と言われました。
 はい。確かに去年もそう述べました。
 「息抜きは必要です。しかし息抜きばかりしていては物事は進まない。やるべきことをやっているようには見えない。きちんとしよう気はないの?」とお師匠様は追撃してきます。

 ふふん。きちんとできるのならば今頃はきちんとしていますよ。
 「それは逆ギレですね。真面目に答えなさい」
 はい。人間、勉強や仕事が溜まりに溜まって煮詰まってくると、しなければならないことがあるのに思わずお風呂に入ったり寝てしまったりします。
 「逃避行動ですね」
 はい。
 「いいですか。逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ」
 駄目ですかね? やっぱ駄目ですかね?
 「まあ、駄目人間になりたいというなら逃げたまえよ。逃げることができるということはまだ余裕があるということです」
 駄目人間かぁ。駄目になってしまいたい。
 「また逃げてる。いずれ逃げることができなくなりますよ」
 むむむ。駄目にならないように頑張らすぎないように頑張りますよ。
 「頑張りたまへ」


 逃げ切ることは不可能かぁ……。
 そろそろ踏ん張らないとね。と思っているところなのでございます。

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『美亜へ贈る真珠』/梶尾真治

2017年08月30日 19時52分36秒 | 小説・本に関する日記





 昨日は、梶尾真治の短編SF小説集『美亜へ贈る真珠』を読んでいました。
 収録されているのは、「美亜へ贈る真珠」、「詩帆が去る夏」、「梨湖という虚像」、「玲子の箱宇宙」、「“ヒト"はかつて尼那を……」、「時尼に関する覚え書」、「江里の“時"の時」、「時の果の色彩」の8編です。
 時間と恋愛がテーマになっていてリリカルなお話の短編集で、旧版に「時の果の色彩」を追加した新装版です。
 旧版は読んでいたのですが、「時の果の色彩」を読んだことがなかったので読んでみました。

 梶尾真治は、短編SFの名手でリリカルなお話やドタバタコメディやゾッとするお話などバラエティに富んでいます。
 この『美亜に贈る真珠』はリリカルなお話で統一されていて、梶尾真治の作品を読むならば私はまずこの作品をお勧めします。

 面白いですよ。
 機会があったら是非読んでみてくださいませ。

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