狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

世に咲き誇った万葉の花は移りにけりな。

2018年04月06日 21時55分22秒 | 知人、友人に関する日記




 本日4月6日は、タプススの戦いでユリウス・カエサルが元老院派の軍を破った日で、豊臣秀吉が千利休を京都から堺へ追放した日で、江戸幕府が奉書船以外で海外渡航・海外に長期在住した日本人の帰国を禁止した日で、ラーマ1世が乱心をきたしたシャム国王タークシンを処刑して自ら王位に就いた日で、長崎に来航中のロシア使節ニコライ・レザノフに通商拒絶を通告した日で、ルイ18世がフランス王に即位してフランス復古王政が始まった日で、江戸幕府が異国船打払令を発布した日で、五箇条の御誓文が発布された日で、官軍による江戸総攻撃の中止と江戸城の無血開城が決定された日で、自由党党首の板垣退助が遊説中に暴漢に襲われた日で、第1回近代オリンピックが開催された日で、アメリカ人探検家ロバート・ピアリーが北極点に到達した日で、インドでマハトマ・ガンディーにより第1次サティヤーグラハ運動が開始された日で、中国国民政府が廃両改元を行って銀錠による銀両制度を廃して銀元を導入した日で、ナチス・ドイツがユーゴスラビアおよびギリシャに侵攻した日で、ルワンダ大統領とブルンジ大統領が搭乗していた飛行機が何者かに撃墜されて死亡した日です。

 本日の倉敷は雨が降っていましたよ。
 最高気温は十七度。最低気温は十二度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。








 狐はやつとのことで十階の床を踏んで汗を払つた。
 其処の天井は途方もなく高かつた。
 全體その天井や壁が灰色の陰影だけで出來てゐるのか、冷たい漆喰で固めあげられてゐるのか分からなかつた。
 さうだ。この巨きな室に先輩はいるのだ。狐は一寸胸の何処かが熱くなつたか熔けたかのやうな氣がした。

 高さ二丈ばかりの大きな扉が半分開いてゐた。
 狐はするりと入つて行つた。
 室の中はがらんとして冷たく、背の高い先輩が手を額に翳してそこの巨きな窓から西の空をぢつと眺めてゐた。
 先輩は着物をまとつてゐた。
 そしてぢつと動かなかつた。
 窓の向ふには大きな入道雲が白く光つてゐた。
 先輩が俄かに冷たい透き通つた聲で呟いた。


   又、貴方の気紛れが動き出した。
   悲しいわ。此れつきりね。
   又、あの娘の夢を見ているのでしやう。
   溜息で So long in my dream.

   She is an Angle. No! She is a Devil.
   Ah Ah 貴方にとつては甘い罠をかける女。

   貴方の愛はパラダイス。
   繰り返しては消えた。
   I love you.口唇の中。

   今、あの娘の細い腰 手を回した。
   悲しいわ。これつきりね。
   今、想い出 永遠に消しましやうか?
   溜息で So long in my dream.

   She is a Venus. No! She is a Beast.
   Ah Ah 私にとつては愛の夢を破る女。

   貴方の愛はパラダイス。
   繰り返す気もないわ。
   I love you.口唇噛んだ。

   もしか、もしか、愛はもしかして、放り投げたブーメラン。


   She is an Angle. No! She is a Devil.
   Ah Ah 貴方にとつては甘い罠をかける女。

   貴方の愛はパラダイス。
   繰り返す気もないわ。
   I love you.口唇噛んだ。

   もしか、もしか、愛はもしかして放り投げた ブーメラン。
   もしか、もしか、愛はもしかして放り投げた ブーメラン。
   もしか、もしか、愛はもしかして放り投げた ブーメラン。







 狐は空の向ふにある黒い雲を思つてゐた。
 先輩は又ぢつと額に手を翳したまま動かなかった。
 狐は堪へかねて一足そつちへ進んで云つた。
 「御酒が呑みたいのならば御付き合い致しますよ?」


 先輩は振り向いて冷ややかに笑つて云つた。「分厚いステーキを貪り食べたい」





 其の夜、先輩と狐は夜通し開いている御肉屋に行つた。
 先輩と狐は御肉屋で御肉を食べ続けた。
 先輩と狐が御肉屋を出た頃には夜の向うに夜明けが忍んでいた。



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『スーパーガール』

2018年04月06日 21時07分50秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『スーパーガール』のDVDを観ていました。

 アルゴ・シティのエネルギーの中枢を担っている秘宝オメガヘドロンをミスから暴走させたカーラ・ゾーエルは、オメガヘドロンを追って地球にやってきた。
 彼女は、地球でオメガヘドロンを探す為にある全寮制の高校に潜り込む。
 オメガヘドロンはある占い師の女が手にしていて……。

 監督は、ジュノー・シュウォーク。
 出演者は、ヘレン・スレイター、フェイ・ダナウェイ、ピーター・オトゥール、ブレンダ・ヴァッカロ、ピーター・クック、ミア・ファロー、サイモン・ウォード、マーク・マクルーア、ハート・ボックナー、モーリーン・ティーフィ、マット・フルーワー、など。
 アメリカの映画だと思っていましたが、制作は英国なのだそうです。





 私、映画「スーパーマン」をきちんと観たことがあったっけ? と思いながら観ておりました。

 「スーパーマン」が亜米利加のある種の理想像を表しているとするならば、「スーパーガール」は亜米利加の女性のある種の理想像を表しているのでしょうか?
 と小難しいことを考えそうになりましたが、異世界からやってきた人が感じるカルチャーショックを描きながら意志を貫く女性を描いた作品で、「おぉ!」となってしまいました。

 面白かったですよ。
 楽しめました。


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言葉や属性こそ事物の本質に一致すべきであり逆に本質を言葉に従わせるべきではない。というのは最初に物事が存在し言葉はその後に従うものだからである。

2018年04月06日 20時43分49秒 | その他の日記





 与党に投票した人達とか現政権を支持している人達とかは別に一枚岩ではないのですよ。
 個別の政策については反対している人もいるだろうし、積極的には支持しているわけではないという人もいるだろうし。
 でも、そんな人達の意見を吸い上げる政党が野党側に存在しないのですよ。
 旧民主党の所業に怒っていて旧民主党系の政治家は絶対に支持しないという人が数多く存在しているのですよ。
 極左テロリストグループである革命的共産主義者同盟全国委員会=中核派や日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派=革マル派や日本社会主義青年同盟などの活動を応援し推奨し激励している政党なんて怖くて支持できませんよ。
 極左テロリストグループである革命的共産主義者同盟全国委員会=中核派や日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派=革マル派や日本社会主義青年同盟やリンチ事件を起こし恫喝をし犯罪を犯し犯罪を推奨し人権を無視するような集団と連携し仲良くしている政治家が党の中に存在していてしかもその人物が大幹部である政党なんて怖くて支持できませんよ。
 意見が一致しなければ「死ね!」とか「殺す!」とか「吊るす!」とか「心の病だ。治らない!」とか「叩き斬っててやる!」と述べるような連中とは一緒にされたくないのですよ。
 リンチ事件を起こし恫喝をし犯罪を犯し犯罪を推奨し嘘を吐きデマを拡散させて人権を無視するような連中と同類とみられるのは嫌なのですよ。
 証拠も無しに馬鹿騒ぎをし嘘と出鱈目とデマを世の中に拡散させて魔女裁判を行い吊し上げをするような連中は応援したくないのですよ。

 しかも野党側が出してくる政策は、政策と呼べるようなものはほとんどありません。大学のテストならば一発でアウトなものばかりです。
 真面目に世の中を良くしたいのならば真面目に政策を考えるはずです。
 そして政党であるならば政治家であるならば自分達の政策を訴えるのが本分であるはずです。
 そうであるにもかかわらず、出してくる政策があのような杜撰なものであるならばそのような野党を支持できるはずはありません。


 自分達の政策をきちんと練り上げてアピールする。
 それが野党の王道であり正道であるはずです。
 何故にそれをしないのですか?
 手間がかかるけれども時間がかかるけれども結局はそれが支持率を上げていく一番の近道なのです。
 与党側の支持率を下げても政権側を攻撃しても、野党の支持は上がりませんよ。
 根拠も無しに証拠も無しに他者を攻撃するのならば、それはいつか反転して野党側を傷付ける矢となるだけですよ。



 今更ながら感があるのですが、もう遅いのかもしれませんが、正道に戻ってみては如何ですか?
 王道に戻ってみては如何ですか?
 彼我の実力差は圧倒的です。それでも政権を取りたいのならば自分達の政策をきちんと練り上げてアピールする、それをやらなければならないのですよ。
 きちんと冷静に話し合い交渉し政治的な判断をし議論を進め相手の妥協を引き出し成果を上げていかなければならないのですよ。
 日本国内の政党と交渉すらできないならば世界の優秀な外交官達や政治家達と交渉などできるはずはありません。
 自分達を絶対的な正義とし相手を悪と決めつけるやり方は外国の優秀な外交官や政治家達には一切通用しませんよ。

 そして今更ながらの感があるのですが、マスメディアはデマを拡散させるのはやめていただけませんか。
 デマを使えば視聴率は稼げるし読者も増える。それは分かるのですがマスメディアも商売で情報を売っているというのは分かるのですが、しかし、マスメディアがデマを拡散させるのは害悪でしかありません。
 事実を基に論を述べてください。
 それがマスメディアにとっての王道であり正道であるはずです。





 各野党もマスメディアも正道に戻ってみては如何ですか?
 王道に戻ってみては如何ですか?
 本道に戻ってみては如何ですか?
 手間がかかるけれども時間がかかるけれども結局はそれが野党側が支持率を上げていく一番の近道なのです。
 手間がかかるけれども時間がかかるけれども結局はそれがマスメディアの信頼を回復させる一番の近道なのです。

 そして与党側も政権側も野党側とマスメディアが正道に戻ることを望んでいるのですよ?
 まともな政策論争ができない状態というのは誰にとっても不幸なことなのですから。



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