狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

命は心を運び、伝えるものだ。自分からふれ合おうとしなければ、何も生まれない。

2020年07月16日 20時25分19秒 | その他の日記
 新しい生活様式とは突き詰めれば穢れの無い世界ということです。
 そして穢れの無い世界とは穢れを許さない世界ということです。
 素晴らしい。
 医療による穢れを許さない全体主義の完成ということですね。
 伊藤計劃が幻視したハーモニー<harmony/>の世界が到来するということですね。
 あの恐ろしい全てが平等で一切のプライバシーが存在しない究極の全体主義の世界が到来するということですね。
 そして肉体的接触を全否定し、人前で感情を顕にすることを否定し、他者と親密になることを否定するということですね。
 素晴らしい。
 人が人であるということを否定するということですね。
 そしてみんなで部屋の中に閉じ籠るということですね。
 素晴らしい。
 誰とも会わずに部屋の中に閉じ籠り、人と接触せずに暮らせる社会を作るということですね。
 素晴らしい。
 みんなでバーチャルな世界に移行するということです。
 素晴らしい。
 新たな次元へと人が進化するということですね。
 でも、それは人が人であることを否定するということです。
 人の肉体というものを完全に否定するということです。
 そして、新たな次元に進化出来ない者はどうなるのでしょう? 
 置いてけぼりってことですよね? 

 選ばれたものによる人の選別の社会の到来です。
 素晴らしい。
 命を守る為には異論は許さない。
 言論の自由も思想の自由も命を守る為ならば無に等しい。
 言論や思想の統制も可能になります。
 素晴らしい。
 多くの人達が否定していたありとあらゆるものが、COVID-19によって実現するということです。

 さあ。みんなで引き籠りましょう。
 そこには煩わしい他人は存在しません。
 TVや新聞や雑誌などバーチャルなものは私達に恐怖と夢を与えて現実を忘れさせてくれます。
 閉じ籠っていれば外の世界で味わう穢れを遮断できます。
 多くの災いや悩みを遮断できます。
 さあ。みんなで閉じ籠って誰とも会わずに生活できる社会を作りましょう。
 みんなで閉じ籠って甘い甘い夢の世界に浸りましょう。
 みんなでバーチャルな世界へ移行するのです。



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目を閉じて触れてみる。この手、この腕、これが僕だ。見ようとしなければ、僕は本物の僕自身に触れることが出来るだろう。そしてその手応えが、何よりも生きてるってことの証になってくれるのさ。

2020年07月16日 13時15分06秒 | その他の日記
 状況が変わり前提が一変しているにもかかわらず、同じプログラムを走らせようとするのならば、結果を見るしかないですね。
 同じプログラムを走らせろと主張する人達は、同じプログラムを走らせたなら大ダメージを受ける人が無数に出てくる可能性を全く理解しようとしないし大ダメージを受けるであろう人達を見ようとしていない。
 見捨てられる人が大勢出てくる。
 でも、仕方ないじゃん。
 怖い怖いと煽っている人があまりにも多くて怖い怖いと怯えている人があまりにも多いもの。
 この流れを押しとどめることは出来ない。

 みんなで貧乏になりましょう。ということですよ。
 みんなで極貧になりましょう。ということです。
 極一部の人が望んでいた世界に突入しましょう。ということです。
 そして人は動物の部分を捨て去りましょう。ということです。
 欲しいものが手に入らなくなったとしてもそれは仕方のないことです。
 したいことが出来なくなったとしてもそれは仕方のないことです。
 大勢の人が怖がっているのだから仕方がない。
 全ての欲望を捨て去りましょう。
 みんなで閉じ籠りましょう。
 閉じ籠って動物の部分を捨て去りましょう。
 バーチャルな世界で生きましょう。

 でも、その先を考えていた方がよいですよ。
 新しい生活様式のその先に何が存在するのか? そのことはきちんと考えていた方がよいですよ。
 人が動物の部分を極限まで捨て去った世界とはどのような世界なのか? その事は考えていた方がよいですよ。
 
 生き残りを賭けた判断というのならば、判断のその先にある危険も考慮すべきです。


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