舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

ちひろBLUESは「Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化」に賛同します。

2023-12-26 22:50:26 | Weblog


12/26(火)、短い時間でしたが、新潟駅で一人スタンディングしてきました。
ガザ地区の即時停戦を求める声が世界でも大きくなり、東京などでも大きなデモが何度も行われているのを見て、自分も小森はるかさんなどとスタンディングをするようになりました。

そして、もっと一人でも多くの方にこの問題を考えてもらいたい気持ちから、最近は時間を見つけては一人でスタンディングもしています。
一人だとしても、そもそも新潟でこの問題のために行動している人が少ないので、少しでも見てくれる人がいるだけで意味があることだと思っています。

Twitterなどを見ていると、デモやスタンディングなどの行動をする人を無意味だと冷笑する人達が後を絶たないが、成宮アイコさんの「世界は水面だ」という言葉を送りたいですね。
一人が行動すれば必ず誰かに伝わり、その連鎖でこの世界は動いている。

ただ、それはマイナスも同じで、悪意ある言葉は必ず誰かを傷付けるので気を付けたいです。
まさに、「傷付かない人間なんていると思うなよ」です。



Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化

この日、「Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化」という試みが始まりました。
公式の言葉を引用すると、「私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造する「ちいさな人々」のネットワークです」とのことです。

その中に書かれていた、「生きるために書いてきたちいさな日記も、大切な文化のひとつです。肩書きもお金もない、ふつうの人びと。弱い立場にある人びとが、痛みから『回復』しようとするとき、あたらしい『文化』がはじまると信じています。」という言葉が好きです。
誰もがアパルトヘイトに抗する文化の担い手になれる。もちろん僕も賛同しました。

プロでもないし知名度もないが表現活動に生きることと、ただの社会復帰中の障害者という立場であっても社会に対して思うことがあれば堂々と主張することは、どちらも自分が大切にしている生き方で、その二つは根本は同じことだと思っています。
自分らしく自分に正直に生きるということを、これからも大切にしていきたいです。



そしてこの日、週刊文春がダウンタウンの松本人志さんから性加害を受けたという方の告発をまとめた記事を発表。
有名無名を問わず誰もが差別や暴力に抗う文化の担い手にと呼び掛けるCulture Against Apartheidと、日本を代表する知名度と影響力を持つ芸能人でありながらその権威を利用して性加害を働いた疑惑が報じられる松本人志、ほぼ同時期に目をした日本の文化にまつわる二つの出来事が、こうも対照的だとは驚かされます。

現時点で記事の信憑性を完全には断言できないとはいえ、性加害が決して許されないこと、時間が経ってもその重さは変わらないこと、そして被害者への二次加害は許されないことは確か。
そして思うのは、例えば松本人志って、お笑いに対してはめちゃくちゃ真剣なんだと思うが、その真剣さが世の中を良くする、みたいな方向にはまったく向いていない、それどころかセクハラや性加害みたいな下劣で不道徳な方向に向かうこの感じ、文化って何のためにあるの?という気持ちになります。



というわけで、「ちひろdeアート」開催中の自分は、決して売れなくてもあらゆる差別や暴力に反対する立場で、自分に正直に表現を続けていこうと思います。
そんなことをよしこに話していたら、大阪万博に税金使いすぎという話になり、よしこは「万博なんて段ボールで作れ!ちひろdeアートを見習え!」と言っていたのでした。
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