舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

ZINE「チヒロ短編集」「チヒロ短編集2」「ぽちとごろうの本」「新潟愛、かましたいの」全4種類、増刷!

2022-01-28 23:11:28 | Weblog




ZINE4種類、増刷しました!



短編小説集「チヒロ短編集」(300円)
短編小説集「チヒロ短編集2」(300円)
絵・漫画集「ぽちとごろうの本」(500円)
連載コラム集「新潟愛、かましたいの」(500円)

ぺがさす荘さん、ニュー・スナック四ツ目長屋さん、ゆよん堂さんでは、全4種類を販売中。
また、シネ・ウインドさん、ブック・オーレさんでは、「新潟愛、かましたいの」のみを販売中です。



せっかくなので、ZINE4種類の説明を書いていきます。





「チヒロ短編集」(300円)
今から約10年前、当時まだ20代だったちひろが初めて自作した短編集。ちひろは思春期から本を書きたいと漠然と思っていて、当時はブログに時々書いていた短編小説を初めて編集、印刷し、自分の出演した演劇の会場で販売していた。ちひろ最大の功績は、何より本を書きたいという願望をこうして形にしたことであろう。どんな大きな夢も大切なのは最初の一歩を踏み出す勇気だと本書は教えてくれる。今読むと粗削りではあるが、若い感性と何より初めて物語を書いた時の喜びに満ち溢れた一冊。





「チヒロ短編集2」(300円)
処女作「チヒロ短編集」から数年後、あらためて本を書きたいという夢が再燃してきたちひろが、2019年初めて「一箱古本市」「新潟コミティア」に出店することになった際に作成した2冊目の短編集。またしてもブログに時々書いてきた短編小説をまとめた。時間がかかっても諦めなければ夢は叶うことを本書は教えてくれる。特筆すべきは、友人の失恋体験をもとに書いた中短編「NEVER SAY GOODBYE」、現実では届かなかった気持ちに小説の中で答えを出そうとした意欲作である。また、そのあとの「あの日、レインボータワーの下で」は、ちひろ自身の過去の片想いを漫画化したものであり、続けて読むとちひろの表現力の幅広さに驚かされる。常に現実の体験の中から物語を生み出すちひろの作家性に溢れた一冊と言えるだろう。





「ぽちとごろうの本」(500円)
それまでの短編集と異なり、こちらはイラスト&漫画集。こちらも昨年の「一箱古本市」「新潟コミティア」の際に自作した、初めての短編集以外の書籍である。ちひろが脳内で飼っているという空想上のペットである、犬のぽちとごろうを中心とした作品集である。ちひろの想像するキャラクター達が生み出す平和で可愛い世界観は、彼のリスペクトするいわさきちひろや藤城清治、「うちのタマ知りませんか」の影響か。見る者を幸せにするその作風は、世代を超えて万人に愛されるであろう。人と人の繋がりが希薄と言われる情報化社会において、想像力の無限の可能性を本書は教えてくれる。現代を生きる誰もが必読の1冊だ。





「新潟愛、かましたいの」(500円)
シネ・ウインドが発行している「月刊ウインド」にて、2020年4月号から2021年3月号までちひろが連載したコラム「新潟愛、かましたいの」をまとめたもの。シネ・ウインドが好きで頻繁に映画を見にいくちひろは、数年前から月刊ウインドに記事を書く機会に恵まれたが、連載は念願だった。それは、シネ・ウインドへの応援と、「作家になりたい」という目標へと近付きたい気持ちからくるものだった。連載内容は、毎月ちひろが好きな新潟カルチャーに関する体験を紹介するというもの。それは、子供時代に新潟にいい思い出がなかったちひろが、大人になって新潟カルチャーとの出会いによって新潟を好きになれたという経験から、新潟カルチャーへの感謝を表現したいという気持ちから来るものであった。こうして始まった連載は、2020年の1年間の出来事を1ヶ月ずつ書いたものとなった。2020年といえば、コロナ禍が始まった年。ちひろが当初コラムで取り上げようとしていた「新潟カルチャー」そのものが存続の危機となった。しかし、ちひろはそれでもコロナ禍を生きる新潟カルチャーを一年間見つめ続け、いつしか応援の気持ちも込めてコラムを書き続けた。それは新潟という町の文化の記録であると同時に、時代の記録でもあり、またちひろ自身がそこに込めた気持ちの記録でもある。自身の体験や気持ちを記録し続けることで、時代と向き合おうとするちひろの作家性が、最も強く表れた一冊と言えるだろう。



こんな感じです!
最初の3冊は前に書いたものの使いまわし、最後の「新潟愛、かましたいの」の紹介だけ新たに書いたのですが、かなり気合いの入ったものになってしまった!



というわけで、今年はZINEを積極的に販売していきたいので、手売りもどんどんしようかなと思っていて、読みたい方、ご購入いただける方、お気軽にご連絡ください!
また、販売していただけるお店の方もいましたら、ご連絡お待ちしています!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ZINEの制作という表現活動を... | トップ | ゆよん堂、そしてウチノ食堂... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事