舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

MOOSIC LAB 2019 新潟編、「蝸牛」「死んだほうがいいマシーン」「眠る虫」「ビート・パー・MIZU」「ドンテンタウン」観てきました。

2020-06-07 10:21:11 | Weblog


シネ・ウインドで、6/6(土)~12(金)に、8プログラム、18作品を上映する「MOOSIC LAB 2019 新潟編」
初日の6/6(土)は、Aプログラム、Bプログラムを観てきたので、感想を書いていきます。



Aプログラム「蝸牛」
少年少女のエロとジェンダー、陰湿なクラスメイト、思春期の葛藤の中で、ドアノブロックの音楽とともに暴走する少女の恋心。生々しいのに妙にポップな不思議な味わいの映画。そして衝撃のラスト…ムーラボ新潟の一発目からまさかこれとは…!!

Aプログラム「死んだほうがマシーン」
全体的には地味だけど、幼少期を束縛された家庭で育ち大人になっても抜け出せない主人公を食事で表現したり、淡々とした中に尖った展開を挟むことで彼女の破滅的で刹那的な生活を表現したり、挑戦的でこだわりのある描写が多くて面白かったです。

Aプログラム「眠る虫」
色々な音を録音すること(ぶっちゃけ盗聴)が趣味の女の子が、バスの中でたまたま聞いていた歌を追って、終点の知らない町へ…本当にバスの中でのうたた寝した夢のような、というか後半はずっと現実か夢か分からないような、不思議な心地よさの映画でした。



Bプログラム「ビート・パー・MIZU」
あらゆる音のBPMが瞬時に分かってしまう女の子が、ある男の子と出会ったことで彼をこっそりつけ回しては自分のBPMを記録する…という歪んだ恋心を描きながらも、妙にコミカルで、主人公の女の子も可愛かった。とけた電球のライブと絡むところもムーラボらしくて良かった。

Bプログラム「ドンテンタウン」
ある町で一人暮らしを始めたミュージシャンの女の子が、アパートで前の住人の言葉が吹き込まれたカセットテープを発見。彼女と、その声の主の物語が、時空を超えて絡み合う。現実と虚構の境界線が曖昧になるけど、不思議な心地よさの映画でした。



以上、2日目のCプログラム、Dプログラムに続く!
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