舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

死ぬほど怖がりな俺がイーライ・ロス監督の映画「ノック・ノック」を観て来ました。

2016-09-17 15:05:00 | Weblog


9/16~17の2日間、シネ・ウインドでイーライ・ロス監督の「ノック・ノック」という映画が上映されています。
僕は昨日、9/17(金)に観て来ました。

イーライ・ロス監督は、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」など新世代のホラー映画監督としてで非常に注目されている方だそうです。
僕は今まで名前しか知らなかったので、今回の「ノック・ノック」が初めてのイーライ・ロス監督作品でした。

そこまで評価されているホラー映画監督の作品が一体どんなものなのだろうと、怖いもの見たさで観に行って来ました。
そうして観てきた映画「ノック・ノック」でしたが、これが想像よりもはるかに衝撃的な体験でして…



感想を文章にまとめたいところでしたが時間がなかったので、ひとまず映画を観てからの自分のツイートを箇条書きにすることにします。



イーライ・ロス監督の「ノック・ノック」を観た直後の俺

・死ぬほど怖がりな俺がイーライ・ロス監督の「ノック・ノック」を観てきた。予想よりはるかに怖すぎて、怖いっていうか悲しくて、映画を観ながら両手が震えて早く映画が終わって欲しくて、映画館であんなに嗚咽を上げて泣いてしまったのは初めてだった。精神がズタズタだ。まだ現実に戻って来れない。

・ただ、イーライ・ロス監督の「ノック・ノック」を見終わって、頼むから全世界の幸せな家族がどうかこのまま幸せであって欲しいって、今かなり本気で思っている。あんな体験絶対にしたくないし誰にもして欲しくない。本当にあれが映画であるのが唯一の救いだ。俺ってなんて幸せに生きてるんだろう。

・考えてみればこんな強烈すぎる体験なんて普通に生きてれば一生できないよな。映画ってすげーんだな。「ノック・ノック」なんちゅう映画を作るんだイーライ・ロス監督。そして俺だけがこんなにつらい体験をするのが段々ムカついて来たからお前らも見るんだ!(嘘です。怖いのダメな人は見なくていいよ)



帰宅後の俺

・「イーライ・ロス ノック・ノック」で検索して自分よりホラー耐性があるであろう方々の冷静な感想を見て精神の安定を取り戻してる。そうかあれで笑える人もいるんだな…って思い返してみたら確かに超ブラックな笑いだったなって気付かされたり。(僕はつらすぎて震える手で顔を抱えて泣いていました)

・「ノック・ノック」は「人間が人間に対して絶対にしてはいけないこと」をやりまくる超悪趣味で怖すぎる映画だけど、それはつまり、イーライ・ロス監督は「人間が人間に対して絶対にしてはいけないこと」が何なのか本当に理解してるからなんだろうな。じゃなきゃあんな映画撮れない。ある意味超誠実。

・「人間が心から大切にしているものを目の前で破壊する」みたいな描写が本当にダメなんです。それが例えば大切な作品みたいな目に見えるものであれ、家族などの人間関係みたいな目に見えないものであれ。どっちも。

・あと超当たり前のこと言うけどレイプは絶対にダメだね!あとよく知らない人とセックスすんのも超危険!気を付けろ!!!!!!!人間よ理性を持て!!!!!!

・いやー、精神が落ち着いてきた落ち着いてきた。ありがとうありがとう。

・イーライ・ロス監督「ノック・ノック」、見てた時は本当につらかったけど、今思えばそれほどのインパクトの体験なんてなかなか出来ないことだし、現に俺は今この映画が語りたくて語りたくて仕方なくなってるし、あの映画を見たこときっと一生忘れないと思うし、なんだよ、最高の映画体験じゃないか!



そして、一日経った俺

・昨日見た、イーライ・ロス監督「ノック・ノック」の内容がつらすぎて、見た直後は本当に精神的に立ち直れないんじゃないかってくらいだった。さすがに今はもうそんなことないけど、あれからずっと、あの映画のことしか考えられなくなってる…いや、本当にすごい映画です。



ひとまず以上です。



はっきり言って、僕はイーライ・ロス監督に対する前情報もほとんどなければ、予告編すら見ていないという、言わば完全に無防備な状態で「ノック・ノック」を観たんです。
それだけに、人より精神的になダメージが大きかったんだろうなあって思いますが、「怖がること」のために作られたホラー映画の楽しみ方としては、この上なくベストな状態で観たんじゃないかなあと、今では思っています。



ちなみに映画を観た直後、映画のショックから抜け出せず、精神的につらすぎた俺は、ソウルメイトのもんちゃんに電話をかけ、「もんちゃん…すっごく見てるのがつらすぎる映画見ちゃってつらいから会いに行っていい…?」と、深夜にもかかわらず呼び出してしまったのでした。
嗚呼…もんちゃんありがとう…もんちゃんイイヤツ…



シネ・ウインドでの上映は、本日9/17(土) 20:30で最後です。
もし少しでも興味を持たれた強者、物好きな方がいらっしゃいましたら、今夜観に行ってみてはいかがでしょうか…?後悔しても知らないけどね(笑)

何度も言いますが、俺は本当に映画を観ながら観ていることを後悔するレベルの怖さだったので、怖いのが本当に無理な方はやめておいた方が賢明かと思いますが…
でも、同時に非常に完成度の高い映画でもあると思うし、何より観たあとで絶対に誰かと感想を語り合いたくなる映画だと思うので、もし見ちゃったー!という方いましたら、後悔してもしなくても、是非感想を語り合いましょう!





予告編







人気ブログランキングへ
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新潟演劇人トーーク!ちひろ... | トップ | ゴンちゃんのバンド「ジ・エ... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事