5/21(木)、イオンシネマ新潟南で「レ・ミゼラブル」を観てきました。
新潟市内ではイオンシネマ新潟南のみでの上映。
何はともあれ、ただいま、イオンシネマ新潟南!#SaveTheCinema
予告編はこんな感じです。
ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」をガチでミュージカル化した2014年の映画もあったけど、これは「レ・ミゼラブル」の舞台となったパリ郊外の町の現在を描いたドラマ。
様々な人種が暮らし、差別や貧困や犯罪、そして警察の横暴が絶えない町の様子を描いています。
主人公は新人の警官なんだけど、上司の警官はパトロールしながら町の若者たちをヤクザのように次々と暴力で制圧していく。
一方、町では黒人の移民たちがいくつかのグループを形成し、それぞれがヤクザや自警団のように対立しており、争いが絶えないという、殺伐とした町の現実が伝わってきました。
そういう様々な権力や人間たちのパワーバランスが複雑に絡み合った町で、一人の少年がいたずら半分で行ったとある犯罪がきっかけで警察や色々なグループが衝突、犠牲者も出て、悲劇は加速、取り返しのつかない事態に。
誰が正しいか誰が悪いのか最後まで分からないまま終わらない悲劇。まさにああ無情でしたね…