5/20(水)、イオンシネマ新潟西で「もみの家」を観てきました。
新潟市内では、イオンシネマ新潟西のみでの上映。
何はともあれ、ただいま、イオンシネマ新潟西!#SaveTheCinema
予告編はこんな感じです。
不登校の女子高生が、悩みを抱えた若者たちが共同生活をする「もみの家」に入所し、様々な人達との交流していく一年を描いた人間ドラマ。
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「無限ファンデーション」の熱演も印象的だった南沙良さんが、主人公の成長を非常に丁寧に演じていて良かったです。
最初は常に俯いていて誰とも話そうとせずに、常に周りとも気まずい主人公が、一年かけて少しずつ周りと打ち解け、最終的には積極的に色々な人達、色々な世界と関わるようになっていくのが感動的でした。
しかも、その変化を、本当にそういう人がいるとしか思えないくらい自然に丁寧に演じていた南沙良さん、本当にすごい女優さんだと思いました。(あと超可愛い)
春夏秋冬を本当に一年かけて撮影していたり、彼女が周りと打ち解けるきっかけとなる夕日の風景が本当に驚くほどきれいだったり、そういうところもすごく丁寧に撮られた映画で、まさに映画館でこそ観たい映画だと思いました。
引きこもりだった女の子が、人前に出る勇気、人間の生死との出会いなど、彼女の大切な経験が一つ一つ描かれる中で、人は少しずつ変わっていけるんだな、自分も頑張ろうと背中を押されるような映画でした。