KURITAカンパニー「テンペスト」の話。
12/23(金)の夜、KURITAカンパニーという劇団の「テンペスト」というお芝居を観て来ました。
KURITAカンパニーは、新潟を拠点に、シェイクスピアのお芝居を中心に活動している劇団らしいです。
会場の万代市民会館の劇場には、若い人達から年配の人まで、幅広い客層が詰めかけていて、ほぼ満席でした。
(そう言えば受付に、劇団@ndanteの人達がいましたね。)
で、感想ですが、役者の人達の演技や衣装などの完成度の高さ、自然現象などを人間の肉体で表現する独特な演出、
そして、音楽はピアノとコントラバスの生演奏という、非常に豪華で完成度の高い舞台でした!
ストーリーはと言うと、弟に裏切られて国を追われ、娘と二人で孤島に逃げ延びた大公プロスペローは、
島の精霊を操る魔力を身に付けて嵐を起こし、裏切った弟や国王などを乗せた船を難破させ、その島に呼び寄せ、
復讐を果たすつもりだったが、一緒に漂流した王子と娘が恋に落ちた様を見て心変わりし、全員を許す!!
という、超ハッピーエンドな物語でした!
この舞台の特徴というのが、なんといっても歌。
物語の要所要所で、コントラバスとピアノの生演奏に合わせ、役者の人達が舞台で歌い、そして踊る!!
これはミュージカルと言うよりは、物語のBGMを役者自ら歌っちゃう感じでした。
曲はこの時期に合わせたクリスマスソングで、これが物語に関係ないようで何故かとても合ってしまうというあたり不思議でした。
そして何より、この舞台は主催者のKURITAさんが自ら主演を演じているのですが、まあ、KURITAさんが楽しそうに演じるのです!
KURITAさんは完全に役になりきることを楽しんでいたと思います!ズバ抜けて輝いていました!
主人公だから当たり前なんですけど、最初に舞台に出てくるのがKURITAさんなら、最後にはけていくのもKURITAさんなのでした。
一人語りもやたら多く、歌うシーンではさり気なく指揮者の動きまでしている!(しかもそれが様になっていたりする!)
特筆すべきはクライマックス直前のあるシーン。
全ての人間を許すことを誓った主人公は、脳内の復讐心を消すことと同時に、魔力も捨てることを宣言するのですが・・・
KURITAさん「どうか皆様の拍手の力で、私をこの呪縛から解き放っていただきたい・・・・・・」
そして観客席から沸き起こる拍手!!
美味しすぎる!!
この舞台の最後には、役者全員が生演奏に合わせて歌うという超絶的に楽しいンターテインメントなエンディングでした。
この時、役者の皆さんが本当に楽しそうに歌っているのが印象的でした!
だからこそ、お客さんもそれを見て幸せな気持ちになることが出来る、素晴らしい舞台だったと思います!
演劇の楽しさを、全力で表現している舞台でした。
メリーKURITAカンパニー!!
12/23(金)の夜、KURITAカンパニーという劇団の「テンペスト」というお芝居を観て来ました。
KURITAカンパニーは、新潟を拠点に、シェイクスピアのお芝居を中心に活動している劇団らしいです。
会場の万代市民会館の劇場には、若い人達から年配の人まで、幅広い客層が詰めかけていて、ほぼ満席でした。
(そう言えば受付に、劇団@ndanteの人達がいましたね。)
で、感想ですが、役者の人達の演技や衣装などの完成度の高さ、自然現象などを人間の肉体で表現する独特な演出、
そして、音楽はピアノとコントラバスの生演奏という、非常に豪華で完成度の高い舞台でした!
ストーリーはと言うと、弟に裏切られて国を追われ、娘と二人で孤島に逃げ延びた大公プロスペローは、
島の精霊を操る魔力を身に付けて嵐を起こし、裏切った弟や国王などを乗せた船を難破させ、その島に呼び寄せ、
復讐を果たすつもりだったが、一緒に漂流した王子と娘が恋に落ちた様を見て心変わりし、全員を許す!!
という、超ハッピーエンドな物語でした!
この舞台の特徴というのが、なんといっても歌。
物語の要所要所で、コントラバスとピアノの生演奏に合わせ、役者の人達が舞台で歌い、そして踊る!!
これはミュージカルと言うよりは、物語のBGMを役者自ら歌っちゃう感じでした。
曲はこの時期に合わせたクリスマスソングで、これが物語に関係ないようで何故かとても合ってしまうというあたり不思議でした。
そして何より、この舞台は主催者のKURITAさんが自ら主演を演じているのですが、まあ、KURITAさんが楽しそうに演じるのです!
KURITAさんは完全に役になりきることを楽しんでいたと思います!ズバ抜けて輝いていました!
主人公だから当たり前なんですけど、最初に舞台に出てくるのがKURITAさんなら、最後にはけていくのもKURITAさんなのでした。
一人語りもやたら多く、歌うシーンではさり気なく指揮者の動きまでしている!(しかもそれが様になっていたりする!)
特筆すべきはクライマックス直前のあるシーン。
全ての人間を許すことを誓った主人公は、脳内の復讐心を消すことと同時に、魔力も捨てることを宣言するのですが・・・
KURITAさん「どうか皆様の拍手の力で、私をこの呪縛から解き放っていただきたい・・・・・・」
そして観客席から沸き起こる拍手!!
美味しすぎる!!
この舞台の最後には、役者全員が生演奏に合わせて歌うという超絶的に楽しいンターテインメントなエンディングでした。
この時、役者の皆さんが本当に楽しそうに歌っているのが印象的でした!
だからこそ、お客さんもそれを見て幸せな気持ちになることが出来る、素晴らしい舞台だったと思います!
演劇の楽しさを、全力で表現している舞台でした。
メリーKURITAカンパニー!!
BLUESも楽しそうにやってるからエンターテイメントなんだぜ!
いや、まったくそうだよ。
シリアスなお芝居もコントも音楽も、舞台上にいる人間が楽しむ事が重要という点では全部同じだ。