1/19(日)、新潟市新津美術館の市民ギャラリーで僕の参加している展覧会「あふれる思い ふれる気持ち 2024」がいよいよスタート。
初日ということでテープカットにも参加させていただき、午後からは新潟市美術館の館長のギャラリートークもありました。
この日、朝から母と一緒に朝から来たのですが、意外とテープカットからギャラリートークまで時間が3時間以上も空いてしまった…
というわけで、1/18(土)から新津美術館で始まった「共鳴(レゾナンス)、あるいは不協和音(ディソナンス)」を、早速見に行ってきました。
こちらは新潟市美術館と新津美術館の所蔵作品を様々なテーマごとに展示するというもの。
特に新潟市美術館は現在改装工事中なので、常設展にもよく登場する所蔵作品を、久し振りに見られる貴重な機会でした。
「草間彌生と花々」では、草間彌生の描いた花や花のような立体作品をはじめ、様々な作家の花を描いた絵画や、チューリップや桜などの花の写真を展示。
「美術館に夜の灯り」では、照明やガラス製の家具などデザインの世界における美術や、かつて新津美術館の屋上でも展示したという解体されたビルのネオンや看板を使った巨大な立体作品を展示。
「美術を奏でる」では、鉄製の巨大な楽器のような美術作品を、実際に叩いて音を出して楽しむことができる。
「素材とスケール」では、広くて天井の高い美術館だから展示することができる、巨大な所蔵作品を中心に展示。
そんな中、僕が特に興味深かったのが、「美術館と裏山」と「作品としての美術館」の2つのコーナー。
こちらは、新潟市美術館と新津美術館、二つの美術館の建物それ自体と、そこに存在する野外彫刻の紹介。
新潟市美術館は海が近く砂丘や松林の中という立地を生かして、砂丘の陰で海風を防ぎつつ、美術館と砂丘の間の壁となる場所に松やササを植えている。
新津美術館は山々の連なりの中にあるという立地を生かして、周囲の山々や植物も一緒に楽しめるような美術館を目指している。
どちらも地形を活かしつつ、自然と調和した美術館を目指しているのです。
そして、どちらもな美術館の周りには野外彫刻があり、自然の中で美術を楽しむことができる。
さらに、新潟市美術館は道路の向かいにある西大畑公園と一緒に作られたこと、新津美術館は美術館の可能性を広げるために能を上演したこともあるなど、知らなかった歴史も知ることができました。
今まで行ってきた美術館の知らなかった秘密を知ることができて、これからまた美術館に行くのが楽しみになりました。
新津美術館を出たあと、時間があったので隣の山道を雪の中登っていくと…そこには弥生時代が!
そう、ここは古津八幡山遺跡。
この日は1月の新潟とは思えないほど天気が良く、山道を歩いていると暖かくて汗をかくほどでした。
そして銀白の雪原が太陽を反射して、眩しく輝いていました。
ふと空を見ると、雲一つない青空を、真っ白な飛行機雲が横切っていきました。
あんな風に思いっきり迷いなく画用紙に線を描いてみたいものです。
というのも、僕は絵は好きだけれど決して得意ではなくて、というのも僕は線に迷いがあるんです。
何度も鉛筆で下書きをしては消しゴムで消してを繰り返して、やっと描きたいものが描ける。
だから画用紙がいつも汚いのですが、そうじゃなくて、下書きなしで迷いなく「正解」の線をすっと引ける人に憧れがあります。
書道にも通じる爽快さ、思いきりの良さ、そういう絵をいつか描いてみたいものです。
というわけで、自分の参加した展示を見に行って、違う展示も見て、最後には飛行機雲を見て自分の絵にも想いを馳せる、そんな一日になりました。
美術館には希望がある!
初日ということでテープカットにも参加させていただき、午後からは新潟市美術館の館長のギャラリートークもありました。
この日、朝から母と一緒に朝から来たのですが、意外とテープカットからギャラリートークまで時間が3時間以上も空いてしまった…
というわけで、1/18(土)から新津美術館で始まった「共鳴(レゾナンス)、あるいは不協和音(ディソナンス)」を、早速見に行ってきました。
こちらは新潟市美術館と新津美術館の所蔵作品を様々なテーマごとに展示するというもの。
特に新潟市美術館は現在改装工事中なので、常設展にもよく登場する所蔵作品を、久し振りに見られる貴重な機会でした。
「草間彌生と花々」では、草間彌生の描いた花や花のような立体作品をはじめ、様々な作家の花を描いた絵画や、チューリップや桜などの花の写真を展示。
「美術館に夜の灯り」では、照明やガラス製の家具などデザインの世界における美術や、かつて新津美術館の屋上でも展示したという解体されたビルのネオンや看板を使った巨大な立体作品を展示。
「美術を奏でる」では、鉄製の巨大な楽器のような美術作品を、実際に叩いて音を出して楽しむことができる。
「素材とスケール」では、広くて天井の高い美術館だから展示することができる、巨大な所蔵作品を中心に展示。
そんな中、僕が特に興味深かったのが、「美術館と裏山」と「作品としての美術館」の2つのコーナー。
こちらは、新潟市美術館と新津美術館、二つの美術館の建物それ自体と、そこに存在する野外彫刻の紹介。
新潟市美術館は海が近く砂丘や松林の中という立地を生かして、砂丘の陰で海風を防ぎつつ、美術館と砂丘の間の壁となる場所に松やササを植えている。
新津美術館は山々の連なりの中にあるという立地を生かして、周囲の山々や植物も一緒に楽しめるような美術館を目指している。
どちらも地形を活かしつつ、自然と調和した美術館を目指しているのです。
そして、どちらもな美術館の周りには野外彫刻があり、自然の中で美術を楽しむことができる。
さらに、新潟市美術館は道路の向かいにある西大畑公園と一緒に作られたこと、新津美術館は美術館の可能性を広げるために能を上演したこともあるなど、知らなかった歴史も知ることができました。
今まで行ってきた美術館の知らなかった秘密を知ることができて、これからまた美術館に行くのが楽しみになりました。
新津美術館を出たあと、時間があったので隣の山道を雪の中登っていくと…そこには弥生時代が!
そう、ここは古津八幡山遺跡。
この日は1月の新潟とは思えないほど天気が良く、山道を歩いていると暖かくて汗をかくほどでした。
そして銀白の雪原が太陽を反射して、眩しく輝いていました。
ふと空を見ると、雲一つない青空を、真っ白な飛行機雲が横切っていきました。
あんな風に思いっきり迷いなく画用紙に線を描いてみたいものです。
というのも、僕は絵は好きだけれど決して得意ではなくて、というのも僕は線に迷いがあるんです。
何度も鉛筆で下書きをしては消しゴムで消してを繰り返して、やっと描きたいものが描ける。
だから画用紙がいつも汚いのですが、そうじゃなくて、下書きなしで迷いなく「正解」の線をすっと引ける人に憧れがあります。
書道にも通じる爽快さ、思いきりの良さ、そういう絵をいつか描いてみたいものです。
というわけで、自分の参加した展示を見に行って、違う展示も見て、最後には飛行機雲を見て自分の絵にも想いを馳せる、そんな一日になりました。
美術館には希望がある!