舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

楓画廊「ミニチュアール展2025」見に行ってきました。

2025-01-15 21:55:06 | Weblog


1/14(火)、楓画廊「ミニチュアール展2025」を見に行ってきました。

14人の作家による小さな作品たちの展示。
風景画、静物画、抽象画の他、立体物などもありました。

猪爪彦一さんは、空想の世界の風景画のような作品。
岩間弘さんは、ブロンズやアラバスタ、チーク材を組み合わせて、小さな建物のような立体作品で不思議な世界を作る。
柄沢恭治さんは、細い線の集まりが、煙のようにも小さな生き物の集合体のようにも見えるが、「標本」だそうです。
佐和美玲さんは、女性の横顔や植物と虫の組み合わせといった人物画、植物画を丁寧に描く。
杉原伸子さんは、岩絵具を使って自然の風景を、優しい筆遣いと、緑や青、茶色といった大胆な配色で描く。
すずきしほさんは、クッションに布で小さな絵本のような風景を描く。
鈴木吐志哉さんは、細くて歪んだ鉛筆の線を並べて「惑星の家」という不思議な世界を表現。
瀧谷美香さんは、おだまき、かざりかぼちゃといった植物や野菜を丁寧に優しく描く。
坪井麻衣子さんは、天使、家、机、はっさく、春の風景といった様々な題材を、絵本の一場面のように小さなガラス絵に描く。
中村一征さんは、様々な色と形に塗り分けられたキャンバスの上からさらに線を引き、まるで単純化された風景画のよう。
中村知美さんは、小さな陶器の器から、人の手が生み出すものの温かさが伝わる。
星奈緒さんは、地面に生えた野草を上から見たところを、落ち着いた色の水彩で丁寧に描く。
星野健司さんは、金属で不思議な形をした塔や人間たちの立体作品で、まるで生きているような存在感がある。
山田修市さんは、「まどろみ」という作品から人の温かな時間が伝わってくる。

限られた条件だからこそ、作家の皆さんの個性が力強く発揮されている。
作品は小さくても見応えは大きな展示でした。
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