3/3(金)、りゅーとぴあへ、まばたきの「わが星」を観に行きました。
2月にNoismを見た時もそうだったんですが、りゅーとぴあで観劇する前に近所の銭湯に行くのが好きです(前回は本町のいずみ湯、今回は白山浦の有馬湯)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/931c7388f82225c5f1576e17afff2b46.jpg)
そのあと、医学町通りのカフェ・ド・プライムに行くのがいつもの流れ。
ここにもよく行くので、入っただけでお店の方から「いつものコーヒー?」と言われるほどになってしまったのですが、今回はいつもと違うアースティーを頼みました。
ところで、まばたきの「わが星」、もともとままごとの作品なのですが、この演劇は自分にとってとても強い思い入れがあって大切な作品なので、軽い気持ちで観に行くことはできず、観に行くかどうか迷ったほどでした。
ただ、出演者の平石実希さんからご連絡をいただき、またさくらもみぢも観に行くと行っていたので、一緒に観ました。
自分にとって決して軽い気持ちで観劇できる作品ではなかったので、物凄く集中して観劇してしまい、観終わったあとはどっと疲れが出ました。
ちなみに、もみぢは「わが星」を初めて観劇したそうでしたが、「わが星」という作品の完成度や柴幸男さんの才能に驚愕していました。
そして、ここまでの完成度、難易度の演劇を、実際に上演してしまう劇団が新潟に出てきたのか…ということについて、もみぢと2人で色々な角度から話し合っていきました。
演劇の内容はもちろん、劇団の立ち上げからここまでの規模の作品を上演できる作り手達の実力とは何か、そこにはどんな背景があるか、今度の新潟の演劇にはどんな影響があるか…などなど、話題は次から次に出てきました。
2人で話したのは、観劇後にこうやって話せる相手がいなかったら、とてもこの情報量の作品を1人で受け止めることは出来なかっただろうなということ。
最初はりゅーとぴあからもみぢの家まで歩きながら話すくらいの気持ちだったのですが、話が長引きすぎてもみぢの家にはあっという間に着いてしまったので、途中からはもみぢの家に初めて上がって話すことに。
もみぢも家に人を上げることはあまりないらしくて、とりあえず奥の部屋に通されて、しばらく待つともみぢがコーヒーを持って来てくれました。
もみぢを待つ間、どうせならもみぢが来た時にボケてやろうと思い、俺は無駄に妖艶な姿勢で横たわり、もみぢが来るなりこう言ったのです。
ちひろ「よう、遅かったな。先にシャワー浴びてこいよ」
そう、この一言を言うために僕は何分間も同じ姿勢で待機していたのだ。
すると、もみぢに言われたのは…
もみぢ「ちひろって、そういう無駄なところで笑いを取る才能だけはあるよね」
そう、僕のこの無駄な笑いに対するこだわりは、もみぢには異様にウケるが、決して大衆的に評価されるものではないのである。
そう、今回のまばたきの「わが星」のように多くの人から賞賛されるような才能では決してないのである…
それでも、私達はこうして新潟の夜の片隅で生きているのである。
多くの人が認める才能で賞賛される人もいれば、決して多くの人に伝える発信力はなくても必死に生きている人間達もいるのである。
そして、僕ももみぢも社会の「弱者」側の人間なのだが、こういう人間同士だから話せることもあるのである。
かつてこの2人で一緒に「新潟演劇人トーーク!」という配信をしていましたが、あれから時間が経って話すと、この2人が発信することの意味にもっと早く気付いていれば、もっといい活動ができたかもしれないなあ…と今更思ったりしますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c3/69b5d3d68ad0c46db43cb06fcf4b548a.jpg)
2時間くらい話して終バスで帰り、帰宅した頃には日付を超えて3/4(土)になっていました。
夕飯は、ひな祭りに食べるタイミングを逃したちらし寿司でした。
もみぢに「帰宅して夕飯を食べたら疲れがどっと出た」と連絡したら、「分かる」という返信がきました。
まあ、「わが星」くらい情報量の多い演劇はなかなかないし、そのくらい我々の感受性が敏感過ぎるからかもしれませんね…
ちなみにこの後、僕はあまりに「わが星」について考え込んでしまって朝までほとんど寝られなくなってしまったのです。
いやー、こういう体験も久し振りだな…
「00:00:00」をとっくに過ぎているというのに!!
(「わが星」の音楽、□□□(クチロロ)の「00:00:00」にちなんだオチです)
□□□(クチロロ) / 00:00:00
あ、まばたき「わが星」の感想は、あとであらためて書いていきます。
一応、ネタバレに配慮して公演が全部終わるまで待ってたんですよ!!
2月にNoismを見た時もそうだったんですが、りゅーとぴあで観劇する前に近所の銭湯に行くのが好きです(前回は本町のいずみ湯、今回は白山浦の有馬湯)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/931c7388f82225c5f1576e17afff2b46.jpg)
そのあと、医学町通りのカフェ・ド・プライムに行くのがいつもの流れ。
ここにもよく行くので、入っただけでお店の方から「いつものコーヒー?」と言われるほどになってしまったのですが、今回はいつもと違うアースティーを頼みました。
ところで、まばたきの「わが星」、もともとままごとの作品なのですが、この演劇は自分にとってとても強い思い入れがあって大切な作品なので、軽い気持ちで観に行くことはできず、観に行くかどうか迷ったほどでした。
ただ、出演者の平石実希さんからご連絡をいただき、またさくらもみぢも観に行くと行っていたので、一緒に観ました。
自分にとって決して軽い気持ちで観劇できる作品ではなかったので、物凄く集中して観劇してしまい、観終わったあとはどっと疲れが出ました。
ちなみに、もみぢは「わが星」を初めて観劇したそうでしたが、「わが星」という作品の完成度や柴幸男さんの才能に驚愕していました。
そして、ここまでの完成度、難易度の演劇を、実際に上演してしまう劇団が新潟に出てきたのか…ということについて、もみぢと2人で色々な角度から話し合っていきました。
演劇の内容はもちろん、劇団の立ち上げからここまでの規模の作品を上演できる作り手達の実力とは何か、そこにはどんな背景があるか、今度の新潟の演劇にはどんな影響があるか…などなど、話題は次から次に出てきました。
2人で話したのは、観劇後にこうやって話せる相手がいなかったら、とてもこの情報量の作品を1人で受け止めることは出来なかっただろうなということ。
最初はりゅーとぴあからもみぢの家まで歩きながら話すくらいの気持ちだったのですが、話が長引きすぎてもみぢの家にはあっという間に着いてしまったので、途中からはもみぢの家に初めて上がって話すことに。
もみぢも家に人を上げることはあまりないらしくて、とりあえず奥の部屋に通されて、しばらく待つともみぢがコーヒーを持って来てくれました。
もみぢを待つ間、どうせならもみぢが来た時にボケてやろうと思い、俺は無駄に妖艶な姿勢で横たわり、もみぢが来るなりこう言ったのです。
ちひろ「よう、遅かったな。先にシャワー浴びてこいよ」
そう、この一言を言うために僕は何分間も同じ姿勢で待機していたのだ。
すると、もみぢに言われたのは…
もみぢ「ちひろって、そういう無駄なところで笑いを取る才能だけはあるよね」
そう、僕のこの無駄な笑いに対するこだわりは、もみぢには異様にウケるが、決して大衆的に評価されるものではないのである。
そう、今回のまばたきの「わが星」のように多くの人から賞賛されるような才能では決してないのである…
それでも、私達はこうして新潟の夜の片隅で生きているのである。
多くの人が認める才能で賞賛される人もいれば、決して多くの人に伝える発信力はなくても必死に生きている人間達もいるのである。
そして、僕ももみぢも社会の「弱者」側の人間なのだが、こういう人間同士だから話せることもあるのである。
かつてこの2人で一緒に「新潟演劇人トーーク!」という配信をしていましたが、あれから時間が経って話すと、この2人が発信することの意味にもっと早く気付いていれば、もっといい活動ができたかもしれないなあ…と今更思ったりしますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c3/69b5d3d68ad0c46db43cb06fcf4b548a.jpg)
2時間くらい話して終バスで帰り、帰宅した頃には日付を超えて3/4(土)になっていました。
夕飯は、ひな祭りに食べるタイミングを逃したちらし寿司でした。
もみぢに「帰宅して夕飯を食べたら疲れがどっと出た」と連絡したら、「分かる」という返信がきました。
まあ、「わが星」くらい情報量の多い演劇はなかなかないし、そのくらい我々の感受性が敏感過ぎるからかもしれませんね…
ちなみにこの後、僕はあまりに「わが星」について考え込んでしまって朝までほとんど寝られなくなってしまったのです。
いやー、こういう体験も久し振りだな…
「00:00:00」をとっくに過ぎているというのに!!
(「わが星」の音楽、□□□(クチロロ)の「00:00:00」にちなんだオチです)
□□□(クチロロ) / 00:00:00
あ、まばたき「わが星」の感想は、あとであらためて書いていきます。
一応、ネタバレに配慮して公演が全部終わるまで待ってたんですよ!!