舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

映画「アナタの白子に戻り鰹」今井真監督の舞台挨拶&漁港さんのライブを見て来ました!

2013-10-13 00:35:02 | Weblog


チヒロブルース、シネウインドの事務所に潜入!」でも書きましたが、10月はシネウインドでMOOSIC LAB 2013という映画監督とミュージシャンがコラボした短編映画をたくさん上映するイベントがあり、それをずっと見に行っていました。



ところで少し話は変わりますが、10月5日(土)、僕はNegiccoワンマンライブにて、ここあさんという女性と出会いました。
ここあさんは金沢のDJで、新潟にも何度か来ているそうなのですが、お会いするのはこの時が初めてでした。

しばらく話していると、ここあさんがMOOSIC LAB 2013の一つ、「アナタの白子に戻り鰹」という映画を強く俺にすすめてきたではないか!
なんでも、ここあさんは以前、この映画に出演している漁港さんと一緒にイベントをやったことがあるらしい。

そして、10月6日(日)には、シネウインドで上映後に「アナタの白子に戻り鰹」の今井監督の舞台挨拶、そして漁港さんのライブがあるらしい。
是非とも見に来て欲しい!と強くすすめられる俺であったが…



翌日の、10月6日(日)、この日はちず屋の2階にて最後の稽古を行っていた俺。
この日の出来事です→「劇団@nDANTEがちず屋の2階に大集結!関係者だけでまさかの総勢12名!

この日の稽古は17時までだったのですが、「アナタの白子に戻り鰹」のあるプログラムCが始まるのも、17時から。
これじゃ、間に合わないじゃないか!

しかし、よく考えたら「アナタの白子に戻り鰹」はプログラムCの中でも一番最後。
稽古が終わってすぐに駆けつければ、「アナタの白子に戻り鰹」と、その後の舞台挨拶とライブは見られるかもしれない!

そう思い、古町のちず屋の2階から万代のシネウインドまでダッシュする俺。
シネウインドに着くと、映画はすでに始まっていましたが、シネウインド職員の人達が舞台挨拶の準備を外でしているではないか!



俺「プログラムC、もう始まっちゃってますよね…」

シネウインドの方「そうですね、でも今から入れば「アナタの白子に戻り鰹」と舞台挨拶には間に合いますよ!」

俺「そうですよね。でもこれ、舞台挨拶だけでも普通に料金かかりますよね。」

シネウインドの方「そうですね。でも大丈夫!途中からでまた見たくなったらまた見に来ればいいです!二回見ても面白いです!」



な、なんだかグイグイ来るぞ!
熱意に押され、シネ・ウインドに入って行く俺。

プログラムCは「社会人」「PRIDE」「アナタの白子に戻り鰹」の三本。
僕が入った時はちょうど一つ前のPRIDEが終わるところでした。





という訳で、「アナタの白子に戻り鰹」だけは最初からちゃんと見られたんですが…すごく面白かった!
浦安の漁港を舞台にした、まさに笑いあり涙ありの人情劇という感じの映画なんですが、主役のカツオさんが本当にいい味を出していました!

カツオさんを演じていたのが、映画の音楽も手掛けているバンド「漁港」の森田釣竿さん、渋い兄貴って感じで、格好良かったです!
また、同じ漁港のメンバーである深海光一さんも出演していて、二人の掛け合いは笑えました!



で、映画が終わると、「アナタの白子に戻り鰹」の今井真さんの舞台挨拶。
「アナタの白子に戻り鰹」は、シネウインドの井上さんからMOOSIC LAB 2013のグランプリに選ばれたということで、表彰式も行われました。

その後、漁港さんのライブが始まるということで、スクリーン前にはさっきまで映画に出ていた深海さんが登場。
漁港は深海さんがトラックメイカー、そして森田さんがボーカルということです。

映画の中で魚屋の役をやっていた森田さんですが、漁港さんは普段は本当に魚屋らしいです。
映画に登場する魚屋「泉銀」も、本当に漁港さんが働いている魚屋さんだというから驚きです!

そう、魚屋をやりながら音楽活動をしている、世界初のフィッシュロックバンド、それが漁港!
そんな説明がなされた後、いよいよライブスタート!いや、出港!

劇場に深海さんの作った音が響く中、一体森田さんはどこから現れるのだろうか…?
その時、誰かが突然俺の肩をつかんだではないか。振り返ると…

アッーーーー!!森田さんだーーーー!!
さっきまで映画に出ていた人が目の前に突然現れてびっくりしました。

そのまま、スクリーン前に現れた森田さん。
しばらく観客席を見渡していた森田さんでしたが、突然最前列のお客さんを指さしたではないか!



森田さん「お前!!…油断してだろう」



本当に突然だ!!



森田さん「お前は映画を観て泣いたことがあるか…?そうか…。じゃあ、魚は…?」





そして始まる漁港さんのライブ。
画像はシネウインドさんのブログから無断で持って来ました!!ええ!ごめんなさい!

漁港さんの曲は深海さんが作っているということですが、ギター等の音と一緒に和太鼓や漁船、波の音、カモメの鳴き声などがサンプリングされているのがとても個性的で面白かったです。
また、森田さんの男気溢れるライブパフォーマンスはとても力強く、格好良かったです。

特に、「アナタの白子に戻り鰹」のオープニングテーマにもなった「鰹 出港街道」は非常に盛り上がりました!
「カ!」 \カ!/ 「ツ!」 \ツ!/ 「オ!」 \オ!/ \タ!タ!キ!/のコール&レスポンス、最高でした!



また、歌と同じくらい盛り上がったのが、森田船長のMC。
本業は魚屋というだけあって、魚に対する情熱が半端ない!



森田さん「今まで日本人は何を食って来たのか!米!野菜!そして魚を食べて来たんですよ!魚なくして日本は語れない!浦安だからってミッキーマウスに日本は語らせない!」



熱い男だぜ!





そしてライブの最後には、なんと音楽に合わせてマグロの頭の解体ショー!
これぞまさに魚屋と音楽の融合!

しかも、その場で解体したマグロの競りを始めたではないか!
そして、競り落とした人には食べ方を優しく教える森田船長!

流石は魚屋!漁港こそ、唯一無二のフィッシュロックバンド!
そして最後には…




森田船長「ツイッターもやってます!魚の食べ方が分からなかったらいつでもツイッターで聞いてください!ホームページもあります!でも、漁港で検索すると色んな漁港のサイトが出て来ちゃうかもしれません!」

森田船長「ロビーでCDも販売させていただきます!漁港はCDより魚介類の品ぞろえの方が多いバンドです!」



と、しっかり笑いも取っていきました!
いやー、格好良かった!





漁港さんのCD買ったら、記念撮影させていただきました!
漁港さん、今井真監督、そしてシネウインドの皆さん、ありがとうございました!







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