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6/3 新津美術館「ミュシャ展」に行ってきました。
なんと、全作品が撮影OKでした!
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ミュシャという人は「庶民のための芸術」を志していたということで、イラストレーター、デザイナー、画家と様々な顔を持ち、舞台のポスターや本の挿し絵などを幅広く手掛ける中で、やがて芸術家として評価されていった…というミュシャの生涯を知る度に、あらためて夢がある話だなあと思います。
個人的に、僕がミュシャ展に行くのは7年前の万代島美術館ぶり、2回目だったのですが、あらためてそんなミュシャの様々な作品に触れながら、その生涯に想いを馳せることができました。
絵を一枚一枚見ていくと、人物や植物や静物などの一つ一つが非常に緻密に描き込まれていながら、その全体的な配置にはデザインとしての美しさもあり、デザインを芸術にまで昇華させた人物だったのかなと思いました。
それにしても、こんなに素敵な絵がポスターとか本の表紙とかお菓子の箱とかに描いてあったら思わず手に取って見入ってしまいますね。
また、19世紀末にはヨーロッパで日本の浮世絵が評価されたように、日本でもミュシャが評価され、その2つはデザインとしての美だったり、どちらも版画だったり、通じるものがあったという話も興味深かったです。
そんなミュシャは、アメリカに留学した後、晩年は祖国のチェコに戻り、祖国のための作品をほぼ無償で数多く手掛けたという、祖国愛の感じるエピソードも知ることができました。
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そんな中でも、僕が特に好きだったのが、こちらの4枚の連作で、それぞれ春夏秋冬を表しているそうです。
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また、こちらの4枚の連作は、朝昼夕夜を表しているそうです。
どちらも、ミュシャの作家性と遊び心が溢れていながら、デザインとしての美しさもある作品になっていたと思います。
それにしても、ここまで撮影OKでいいのだろうか…と思ったのですが、考えていればもともと芸術作品というよりポスターとかを描いてた人なわけで、確かにミュシャなら許可しそうですよね。