舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

インプロは歴史を変える?

2009-08-21 17:55:20 | Weblog
昨日も劇団ザ?猿ロマンさんのインプロの稽古に参加しました。
昨日は出場するメンバーがほとんど集結し、本番で行うゲームを順番に実際にやってみました。

演技中に音楽が流れ、その音楽の雰囲気に合った演技をする「サウンドトラック」
演技中に音楽が流れたら、その音楽に合わせて歌いながら台詞を言う「ミュージカル」
2人で一文節ずつ言いながらまるで1人が話しているかのようにストーリーを作って行く「ワンワード」
2人1組で、片方が2人分の台詞を言い、もう片方はそれに合わせて動く「ツーボイス」
などなど・・・

昨日、「ミュージカル」で猿ロマンのおもケンと、劇団ACTのチョロさんと共演した時のこと。
いつものようにお題を出してもらうと、「信長」という予想外のお題が。

え、信長!?俺そんな信長に詳しくないけど・・・
とか考える間も無く、インプロスタート。

取り敢えず立っていると、おもケン登場。

おもケン「殿!」

俺が信長だな・・・なんか信長っぽいことを・・・
咄嗟に口から出た台詞は・・・

俺「光秀よ。お前の紹介したこの本能寺とやら、なかなか住み心地が良いぞ」

どうしてそこに光秀が!!
どういう設定だーーー!!

とかやってると、チョロさんが別な武士として登場。

チョロ「殿、明智軍が本能寺を囲んでおります」
俺「何、狙われておるのか」
チョロ「まさか、光秀様が仲間から狙われてる!?」
おもケン(光秀)「俺が!?」

実際の歴史とは違う意外な展開に!

俺(信長)「光秀を裏切るとは・・・この信長が全員斬ってくれる」

この辺りの台詞、この前の「大江戸狂想曲」が若干残ってる気がします。

その後、チョロさんの計略によって光秀が信長の影武者として衣服を交換することに。
信長は光秀に成り代わって本能寺から脱走。
光秀は自らが放った軍によって信長として殺されるという逆転した歴史に。
この場合、チョロさんは光秀の裏切りに気付いて信長を守った武士ってことになるのか?

何か、予想外に綺麗にまとまってびっくりしました。
歴史さえも自分達の都合で変えてしまうとは・・・インプロは奥が深い!
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