舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

意思が受け継がれるように小道具も受け継がれる。

2009-07-28 23:56:12 | Weblog
「大江戸狂想曲(ラプソディー)」では様々な小道具を使いました。
公演を終えて、記念に小道具を2つも頂いてしまいました。



招き鯛。



そして青神の武器。
名前は、青神ソード、青神トンファー、青神ブレイド・・・結局最後まではっきり付きませんでした。

招き鯛は、小道具製作のズバッ娘さんが、この劇のために作ってくれたものです。
ズバッ娘さんは、松本の色んな劇団で小道具を製作している凄い人です。
今回の招き鯛も、粘土と絵の具を混ぜて鱗の凹凸を表現していたり、上が開いて中に物を入れられるようになっていたりと、かなり細かくこだわって作られた力作です。

青神ブレイドは、青神役の僕が使ったものですが、実はもともと今回の芝居のために作られたものではありません。
青神と殺陣を行う村崎十郎役のズバットさんが、大江戸狂想曲の前に「Empire」という芝居に出演した際に、自ら手作りした武器です。
それを今回僕が受け継ぎ、色を青く塗り替えて使ったという訳です。
僕も「Empire」は一人の観客として観ていたので、ズバットさんやこの武器のことは知っていました。
だからこそ、この武器を使えること、そして先輩であるズバットさんと殺陣を行える事が非常に嬉しかったのです。

ズバットさんから「これあげるよ」と言われた時、僕は思わず「いいんですか?」と訊き返してしまいました。
すると、ズバットさんは言いました。

「ゆっけ麺で使ってよ」

なんと!ありがとうございます!
でもこの武器はそういうアクションのある芝居に使えるとして、招き鯛はどうやって使っていいのか判断に困りますね。

でも綺麗だから、家に飾っておきます。
部屋に床の間があったら完璧なんですけどね、家に床の間は無いのでコンポの上に飾られています。

どうやってこの招き鯛を芝居に使うかは思いつきませんが、今度ゆっけさんに会ったらこの鯛を持っていって、こう言うつもりです。

「この鯛を頼む」

アーッハッハ!面白い!
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