2025年は2月2日が節分、3日が立春。
2/3(月)、立春を記念して新しい花を買ってきました。
とはいえ今週は寒波が襲来するなど、新潟はまだまだ寒い日が続きそうです。
僕もまだまだ生活リズムが不安定ですが、気持ちを整理していこうと思います。
さて、このタイミングで決めたことがあるので書いていきます。
大したことではありませんが、SNS、特にTwitter改めXの使い方を一新することにします。
その前に、僕とネットの関わりを軽く振り返っておくと、僕がネットで自分の言葉を発信するようになったのは2008年にブログを始めたのが最初です。
掲示板やSNSでの交流はほとんどせず、ネット文化の独特のノリや流行にはまるで染まらず、ただひたすら自分の日記を発信し続けて気付けば16年半。
2010年からはTwitterも始め、最初はブログの更新のお知らせ程度の使い方でした。
しかし次第にネットの潮流がブログからSNSに移り変わるにつれて、僕もTwitterでの情報発信が増え、その結果ほぼ毎日更新していたブログの更新が停滞しがちになっていた、という経緯があります。
とはいえ、やはり本来はブログに長文の日記を書きたい人間なので、2020年以降はネットの情報発信の中心をTwitterからブログに少しずつ戻そうと試みています。
Twitterでは短文の日記、ブログ、Facebook、Instagramには長文の日記を書くことで、平行して使い分けてきました。
しかし、そのTwitterの経営をイーロン・マスクが買収し、名前もアイコンもXに変わってから、使いにくくなったと感じるのは僕だけではないでしょう。
2023年に突然閲覧数に制限を設けてタイムラインが更新されなくなったトラブルを覚えている人も多いのではないでしょうか。
そもそもTwitterの頃からデマやフェイクニュース、ヘイトスピーチや誹謗中傷の多さが問題になるSNSでしたが、イーロンが経営者になり従業員の多くを解雇したことで人手が足りなくなったのか、今まで以上に問題ある投稿が野放しになっていると感じます。
さらに、有料のプレミアムアカウントに登録すればインプレッションを収益化できるという制度が導入されてから、デマやヘイトで炎上商法的にバズってインプレッションで収益を稼ぐアカウントまで登場し、はっきり言って今はもうまったく信用できない。
少し前までは、問題あるSNSでも反差別的な発言を日常的に投稿することで現状に抗う気持ちがありましたが、その抵抗も限界が近いと感じています。
とはいえ、これまでの松本のBLUESや、自分の個展「ちひろdeアート」やトークイベント「月刊おはなし図鑑」の思い出が記録されている大切な場所であり、また2020年には「#検察庁法改正案に抗議します」のTwitterデモにも参加したり、ここ1年間はパレスチナの虐殺に反対する人達と全国で連帯してきた、大切な交流の場でもあるので、それをすべて捨ててしまうことにもまた抵抗があります。
そんな複雑な気持ちで使い続けてきたTwitter改めXですが、2月になってから、パソコンで表示すると投稿の右上にAIの「Grok」のマークが表示されるようになりました。
今のところスマホから見ても表示されないので気にならない人も多いかもしれませんが、個人的にはこれが一番嫌です。
そもそも、僕は人間の大切な能力である想像力・創造力をAIに依存すること、電力を大量に消費するAIをみんなが遊びでバカスカ使うことに反対している人間なので、Grokも使用しない設定にしていたのに、勝手に表示されるのはあまりに理不尽です。
さらにこのGrokマークをクリックすると、投稿が勝手に英文で要約され、これも他人の投稿に勝手に介入されているようで非常に不愉快です。
なので、流石にXも辞め時かな…と思いましたが、調べてみた結果、投稿の中に他のサイトのリンクを張ればGrokマークが非表示になることを発見。
これだ!…というわけで、前置きが長くなりましたが、今後の僕のXの使い方を決めました。
今後、僕の情報発信は基本的に長文が投稿できるブログ、Facebook、Instagramを中心に行い、Xはあくまでその更新情報や、要約した内容を伝えるものとする。
要は、一番最初の僕のブログとTwitterの使い方に戻るわけです。
ブログなら短文だけでは伝わりにくいことも長文で表現できるし、じっくり時間をかけて考えも整理できるし、自分の記録にもなる、しかも誹謗中傷も少ない。
というか基本的に読んだ人から反応はないし、足跡もありませんが、要は情報発信とかコミュニケーションより、僕は「ウェブ日記」が書きたいだけなので、これでいいんです。
それに最近は昔のように「実況」や「なう」みたいに思ったことをすぐに投稿せずに、一度下書きしたり、賛同した投稿もすぐに拡散せずに一度いいねしておいて、一日の終わりや翌日などに気持ちを整理した上で落ち着いて投稿、拡散するようにしています。
「速さ」が求められるSNSで拡散力は減りますが、僕は「オールドメディア」ってやつの慎重さで行こうと思います。
その方が、一時の承認欲求ではなく、時間をかけて気持ちを言葉にすること、自分と向き合うことの大切さが分かっていいなと思うのです。
そんなわけで、この投稿もかなり長文になりましたが、こんな感じでSNSやブログを使っていくので、皆さんこれからもよろしくお願いします。