舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

白根大凧合戦、見に行ってきました。

2024-06-09 23:40:11 | Weblog
6/6(木)~10(月)、白根大凧合戦が開催。
300年近くの歴史あるお祭りということで、コロナ禍では休止していましたが、昨年からまた開催しています。

僕は中学生の頃にこの白根大凧合戦に興味を持ち、一人でバスに乗って見に行ったことがありますが、それ以来、何だかんだで毎年予定があってまったく見に行けずにいました。
しかし今年からは、昔のように演劇もやっていないし、去年までやっていた「月刊おはなし図鑑」もやらずに、とにかく自分の好きなことを自由にやろう!と決めていました。



そんな中、6/8(土)の夜に白根大凧合戦の花火が西区の自宅の近くからも見えたので、また行きたいなと思っていました。
ちなみに6/9(日)は一箱古本市と新潟コミティアが両方開催される日で、どちらも今までの自分ならZINEを売り込むために参加したいところでしたが、今年からはそういう欲望を捨てたので、普通に白根大凧合戦に遊びに行こうと思いました。

しかし、最近の自分の一番の課題として生活リズムが不安定で、この日も寝坊してしまった!
白根大凧合戦が始まる14時を過ぎてしまったものの、まあ大丈夫だろうとバスの時刻表を調べて、自転車で青山のイオンまで行き、東青山のバス停からバスに乗って南区、白根へと向かいました。



ちなみに、この新潟市中央区、西区から南区に向かうバスは何種類かあるのですが、本数が決して多いわけではない上に微妙に通るルートやバス停が違って、ちょっとややこしかったです。
白根凧合戦の一番近くと思われる白根のイオン前の「能登」というバス停で下りたのですが、あとで知りましたが臨時のバス停もできていたのですね。

まあそんな感じで、バスで南区に向かうまでもなかなか冒険でしたが、バスを降りて会場に向かうまでの町中に本当の大勢の人がいてその時点で祭りの盛り上がりを感じました。
そして、実際に開場の中ノ口川に着くと川沿いに大勢の人が集まっていて、そこにちょうど凧合戦が再開するというアナウンスが流れて、間に合って良かったです!









中ノ口川を挟んで両側の岸から大凧が上がり、空中で糸を絡ませいながら落ちていく、まさに大迫力の大凧合戦!
凧を上げる際は両岸の堤防の上で大勢の人達が凧の糸を持って走っていて、こういう人達の頑張りがこの祭りを盛り上げているんだなあと思いました。





大凧合戦が何度か続いたあと、休憩時間にも両岸から小さな凧が本当にたくさん上がっています。
大凧合戦はもちろん、一日にこんなにたくさんの凧を見たのは初めてで、本当に見に来られて良かった!





写真だとちょっと分かりにくいですが、川に落ちた大凧は、両岸から糸が切れるまで引っ張り合う!ワイルドだろう?
そして、川に落ちて壊れて竹の骨組みだけになった凧は、船で回収。









そのあと、竹の骨組みだけになった凧は、どこかに運ばれていきました。
あんなに派手に盛り上がった大凧合戦も、最後はあっけなく回収。





かと思えば、次の大凧合戦に向けて、また新たな大凧が運ばれていく。
僕は梨本諦嗚監督の「凧の国」という映画で見たのですが、この5日間のために、なんなら空中に上がっているほんの数十秒のために、一年がかりで大凧を作り、大勢の力を合わせて大凧を上げる、その伝統を300年も続けていく、白根大凧合戦にかける人々の情熱を感じました。









白根の商店街は歩行者天国になっていて屋台も出ていて、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。
ステージでライブなども行われていましたね。



個人的に国道8号にバイパスが作られてから、白根の町は通貨することすらなくなっていたのですが、こうしてバスで昔の国道で下りて、商店街を歩く、そういう体験ができたのも良かったです。
最後に白根に来たのはいつだったかな…と思ったら、2019年に白根の商店街で行った白根子行進曲だったので、こういう白根という町の面白いお祭りにはまた遊びに来たいですね。

それにしても、僕が住んでいる西区と、白根のある南区は同じ新潟市で隣り合っていますが、まだまだ僕の知らない面白い文化がたくさんあるなあと思いましたね。
地元からちょっと離れた町の面白さを発見できた、実りの多い一日でした。
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