舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

大橋裕之「音楽」読みました。

2020-03-28 01:52:16 | Weblog
3/27(金)、シネ・ウインドで「音楽」を観てきましたが…
不良3人組が出会った音楽の初期衝動を、7年もかけて手描きアニメで映画化!「音楽」観てきました。





あまりに面白かったので、シネ・ウインドで売っていた原作漫画、大橋裕之さんの「音楽」を購入しました。


さっそく読んだんですが、いわゆるヘタウマな絵だけど妙に可愛くてキャラクターに親しみが沸くし、台詞も絶妙だし、話運びのテンポも良くて物語の勢いが一気に伝わってきて、すごく面白かったです。
また、映画を観てから読んだので、映画化するにあたり改変した部分、物語を足した部分もあることが分かって理解が深まりました。

そして後書きを読むと、作者の大橋裕之さんが全然売れなかった時代にこの漫画を衝動的に描いて、少しずつ読んでくれる人が増えて何年もかけて映画化されるほど愛される作品になったんだなと、またそこでも感動がありました。
こういう初期衝動やヘタウマな魅力を大事にしている人って大好きだし、自分もそうありたいと思っているので、自分の人生にとって大事な出会いになる漫画な気がします。

余談ですが、大橋裕之さんの漫画、どこかで見覚えがあると思ったら、酒井麻衣監督の「いいにおいのする映画」「はらはらなのか」「ウィッチ・フウィッチ」のパンフレットのおまけ漫画の人か!と気付きました
どちらもシネ・ウインドで出会った人なんですが、ここで好きな人と好きな人が繋がったという不思議な感動がありました。
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