舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

映画「歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3.11をたずねて」観てきました。

2021-11-25 23:06:53 | Weblog




11/25(木)、イオンシネマ新潟西で、「歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3.11をたずねて」を観てきました。

震災の被災地、岩手県陸前高田市には、亡くなった人への手紙を受け取る「漂流ポスト」がある。
その漂流ポストを題材に映画を撮ろうとしていた佐々部清監督の訃報を受け、親交の深かった升毅さんが佐々部監督に縁のある人を訪ねるドキュメンタリー。

升毅さんが佐々部監督を本当に大切に思っていたことが伝わる映画で、亡くなっても心から大好きな親友と思える相手がいることは本当に素敵なことだと思いました。
そして、升毅さんは、映画関係者や俳優、家族や行きつけのスナックの人達まで出会い、言葉を交わしていくのですが、佐々部監督人としても監督としても本当に愛されていたんだなと伝わってきました。

升毅さんはそんな人達を訪ね歩いては、一人一人から佐々部監督へ手紙を書いてもらい、それを漂流ポストに届けていきます。
また、漂流ポストの管理人の人にも会うのですが、亡くなった人への言葉に出来ない気持ちを抱えている人達にとって大切な存在であるこの場所をずっと残していきたいという言葉が胸に残りました。

人は大切な人の死とどう向き合えばいいのか、というのは永遠のテーマだと思いますが、それを升毅さんをはじめとする色々な人達の佐々部監督の想いによって伝えていた映画だと思いました。
震災時はあまりに大勢の人が一度に亡くなってショックが大きかったですが、こうして時間が経っても大切な人をずっと想い続けることの大切Saga伝わってくる映画でした。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「モーリタニアン 黒塗り... | トップ | 映画「ボクたちはみんな大人... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事