2019年1月から毎月開催しているトークイベント「月刊おはなし図鑑」も、2023年を迎え、5年目に突入!
そんな第49回は、1/27(金)、ぺがさす荘にて、前回も出演してくれた渡部貴将さんをゲストに開催しました。
告知はこちら。
「【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第49回 ゲスト:渡部貴将さん パワハラ・セクハラ男はこれを観ろ! 女性差別反対映画![1/27(金) 20:00、ぺがさす荘]」
ここにも書いてある通り、テーマは「セクハラ・パワハラ男はこれを観ろ!女性差別反対映画」。
こういうテーマで開催した理由をちょっと書いておきます。
トークでも話しましたが、2021年3月の第27回で、渡部貴将さんが演劇に出演して体験した演劇の問題点について話してもらうというトークを開催しました。
それは僕らなりの問題提起で行ったのですが、当時「月刊おはなし図鑑」で重くてネガティブなテーマを取り上げることが初めてだったので手探りでの開催で、前向きな提案をできなかったのが心残りでした。
その時、6studio.の本間ゲンさんから「未来のことを考えて行動するのが大切」というアドバイスをもらったので、今回はその問題提起に対する僕らなりのアンサーとして開催した回でした。
映画界、演劇界のセクハラやパワハラの問題は最近告発が相次いでいますが、本当はそういう文化には現実の問題に立ち向かう力もあるはずだということで、今回はセクハラ・パワハラや女性差別の問題を考えるために映画を語るというトークをしました。
取り上げた映画は6作品。
プロミシング・ヤング・ウーマン
ラストナイト・イン・ソーホー
わたし達はおとな
共喰い
恋のいばら
恋空
なかなかなくならない問題に対して、自分達の好きな映画という文化で抵抗するという、僕らなりのアクションになったらいいなと思います。
ただ同時に、僕も渡部さんも男性なので、自分達の話した女性差別反対という言葉はブーメランのように自分自身に突き刺さるものであり、自分の身を反省したり、今後自分達が過ちを犯さないように心掛ける気持ちも忘れずにいたいです。
雪の中来てくれたお客さん、配信で見てくれた皆さん、そして会場のぺがさす荘のぺがさんも、ありがとうございました!
去年の年末は大雪で急遽開催できなくなったぺがさす荘で、こうしてちゃんとお客さんも呼んで開催できたのも良かったです!
そんな感じで、2023年最初の開催は、カウンターカルチャー感の強い回となりました。
これからも、新潟から色々な人や文化を掘り下げ、発信していこうと思うのでよろしくお願いします。
アーカイブはこちらです。
「月刊おはなし図鑑 第49回 渡部貴将さん 2023.01.27」