サラリーマンな友人の話。
一週間ほど前のこと。
仕事帰りの駅で、高校卒業以来の友人と再会しました。
彼とは中学で同じクラスで、同じ高校に進学したものの、卒業してからは一切連絡を取っておらず、何をしているか、そもそも新潟にいるかさえ知りませんでした。
そんな友人とばったり再会したのでした。
友人「クマガイさんじゃないすか。何してるんですか?」
何故か友人はふざけて敬語で話しかけて来ました。
俺は取り敢えず、自分の色々迷走しまくりな近況を、
俺「色々あったけど、今は新潟で働いてるよ。落ち込んだりもしたけれど私は元気です」
と説明しました。
俺「で、今何やってるの?」
すると友人は、県外の大学を卒業してから新潟に就職して働いているのだと言っていました。
お分かりいただけるだろうか……そう、彼は立派なサラリーマンになっていたのです!
俺「元気でやってる?」
友人「いやー、毎日キツいっす」
ちなみにこの日、俺は仕事の後にちょっと用があって帰りが20時半くらいでした。
俺「そっかお疲れ……毎日こんな時間まで仕事?」
友人「いや、今日は早い方」
俺「そっか……え、朝は何時から?」
友人「7時半くらい」
サラリーマンは大変だ!
一緒に学校に通っていた友人が今ではサラリーマンというのは、言われてみれば当たり前なのだが、不思議な気分がします。
まるで友人が雲の上の存在になったようだ。
幼い頃から毎日目にしていたサラリーマン。
しかしその存在は当たり前のようで、どこか手の届かない存在であった。
言わば、子供達の憧れの的。
いつか自分もあんなサラリーマンになりたい!と誰もが夢を抱いた、幼い日の記憶。
しかし、サラリーマンは誰もがなれる職業ではない。
選ばれし人間だけに与えられた天職である。
光り輝いて見えるサラリーマンの世界だが、その裏には数えきれない汗と涙の日々がある。
毎日当たり前のようにサラリーマンを目にする時代だが、彼らにはみな、決して語られる事のない物語があるのだ。
そんなサラリーマンに、自分と同い年でなった友人が、目の前にいる。
ただでさえサラリーマンと実際に出会うなんて貴重な体験だが、その相手はなんと、かつて同じクラスにいた男。
なんとも不思議な気分だった。
まったく、運命のいたずらとは面白いものだ。
そうか……アイツは今、俺とは違う世界で頑張っているんだな。
駅を出て別れた友人の背中に、俺は心からエールを送った。
いつか彼も、この日本を変えるような男になるのだろうか。
昔の彼からは想像も出来ない。
でも、いつかきっとその日が来る事を、俺は信じている。
だって、アイツはサラリーマンなのだから……
一週間ほど前のこと。
仕事帰りの駅で、高校卒業以来の友人と再会しました。
彼とは中学で同じクラスで、同じ高校に進学したものの、卒業してからは一切連絡を取っておらず、何をしているか、そもそも新潟にいるかさえ知りませんでした。
そんな友人とばったり再会したのでした。
友人「クマガイさんじゃないすか。何してるんですか?」
何故か友人はふざけて敬語で話しかけて来ました。
俺は取り敢えず、自分の色々迷走しまくりな近況を、
俺「色々あったけど、今は新潟で働いてるよ。落ち込んだりもしたけれど私は元気です」
と説明しました。
俺「で、今何やってるの?」
すると友人は、県外の大学を卒業してから新潟に就職して働いているのだと言っていました。
お分かりいただけるだろうか……そう、彼は立派なサラリーマンになっていたのです!
俺「元気でやってる?」
友人「いやー、毎日キツいっす」
ちなみにこの日、俺は仕事の後にちょっと用があって帰りが20時半くらいでした。
俺「そっかお疲れ……毎日こんな時間まで仕事?」
友人「いや、今日は早い方」
俺「そっか……え、朝は何時から?」
友人「7時半くらい」
サラリーマンは大変だ!
一緒に学校に通っていた友人が今ではサラリーマンというのは、言われてみれば当たり前なのだが、不思議な気分がします。
まるで友人が雲の上の存在になったようだ。
幼い頃から毎日目にしていたサラリーマン。
しかしその存在は当たり前のようで、どこか手の届かない存在であった。
言わば、子供達の憧れの的。
いつか自分もあんなサラリーマンになりたい!と誰もが夢を抱いた、幼い日の記憶。
しかし、サラリーマンは誰もがなれる職業ではない。
選ばれし人間だけに与えられた天職である。
光り輝いて見えるサラリーマンの世界だが、その裏には数えきれない汗と涙の日々がある。
毎日当たり前のようにサラリーマンを目にする時代だが、彼らにはみな、決して語られる事のない物語があるのだ。
そんなサラリーマンに、自分と同い年でなった友人が、目の前にいる。
ただでさえサラリーマンと実際に出会うなんて貴重な体験だが、その相手はなんと、かつて同じクラスにいた男。
なんとも不思議な気分だった。
まったく、運命のいたずらとは面白いものだ。
そうか……アイツは今、俺とは違う世界で頑張っているんだな。
駅を出て別れた友人の背中に、俺は心からエールを送った。
いつか彼も、この日本を変えるような男になるのだろうか。
昔の彼からは想像も出来ない。
でも、いつかきっとその日が来る事を、俺は信じている。
だって、アイツはサラリーマンなのだから……
で、宣伝はしたのかね?
ああ、宣伝というか軽く話したよ。
生サラリーマンに話すのは緊張したさー。