舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

松本卓也監督「ミスムーンライト」の新潟初上映&舞台挨拶を観て来た思い出!

2017-02-25 22:54:30 | Weblog
ブログに書き残してきたことを時間が経ったけど書いていこうのコーナー!


ひとまず、1月の思い出はブログに全部書いてきたので・・・
あらためまして、1月を振り返ろう!~完全版~ そして2月へ・・・



今は、2月の思い出を振り返っています!



2月の思い出と言えば、2/11(土)~12(日)にはBLUES『妄想☆探偵 煩悩寺オサム』があったわけですが、それに関してはリアルタイムで更新していて、この記事に全部のリンクをまとめてあるので、気になる人は振り返って読んでみてください。
BLUES「妄想☆探偵 煩悩寺オサム」の思い出をまとめよう!



という訳で、ここからは、BLUES以外の2月の思い出も色々振り返っていこうと思います!
まずは、時系列は前後しますが、BLUESより前にあった2月の出来事から書いていくことにします・・・







そんな訳で今回は、2/4(土)にイオンシネマ新潟西で、松本卓也監督の最新作「ミスムーンライト」の新潟初上映と舞台挨拶を観て来た思い出を書いていきます!



そもそも僕はこの日の「ムーンライト」の上映を本当に楽しみにしていました。
何故なら、あの松本卓也監督の最新作だから!と言うのも僕は、松本卓也監督の大ファンですし、すごく応援している映画監督なのです。

松本卓也監督は東京の方ですが、新潟の、特に粟島のイベントなどに頻繁に出演していたりと新潟に縁のある映画監督で、わりと年一ペースくらいで新潟で上映会をされている方で、そんな中で僕は3年ほど前に新潟で初めて松本卓也監督の映画を観てすごくファンになりました。
松本卓也監督の映画は全体的にちょっと格好悪いんだけどどこか憎めない愛すべき人物たちが頑張る姿に思わず応援したくなってしまうものが多いんですよね。

特に好きなのは、初めて観た松本監督の映画で新潟の芸人さんやアイドルさんがたくさん登場する新潟ロケ映画「ペーパーロード」や、そして僕の大好きなMOOSIC LABに松本監督が2015年に参加した作品で三条のロケットピンクが舞台の「ライブハウスレクイエム」などです。
中でも一番好きなのは、「ライブハウスレクイエム」にも出演している松本監督の弟さんのラッパーのマチーデフさんとヒューマンビートボクサーのサイボーグかおりさんの最強コンビが大活躍する「帰ろうYO!」です。

また、松本監督は映画監督以外でも、僕がちょこちょこお手伝いさせていただいている「こわれ者の祭典」の東京公演でもよく司会をされているので、僕にとってはすごく馴染みのある方なのですが、映画だけじゃなくてご本人もすごく面白くて素敵な方です。
松本監督は本当に愛すべき人物だなあって思うのですが、そんな松本監督の映画もご本人の人柄がよく出ている愛すべき作品ばかりなので、すごく応援している映画監督の一人です。



という訳で、そんな愛すべき松本監督の最新作「ミスムーンライト」、かなり楽しみにしてイオンシネマ新潟南に行きました。
しかも、この映画はオール新発田市で撮影されていて、自分の知り合いも何人か出演しているということで、そういう意味でも楽しみでした。

映画館に到着すると、上映の一時間以上も前だと言うのにかなりの人だかりが出来ているではないか!
しかも個人的に何が面白かったって、自分と関わりの深い演劇界隈と、アイドル界隈と、こわれ者の祭典界隈の知り合いがみんな大集合していたのが本当に面白くて、松本監督のジャンルを超えた人気を感じました。

いやー、松本監督の新潟での人気っぷりは凄まじいものがありますね。
僕は早めに行ったのでチケットが買えたのですが、上映のかなり前に満席になってしまい、来たけど入れないお客さんも大勢いたというからびっくりです・・・





上映前にイオンの一階でミスムーンライトの宣伝イベントもやっていたので見てきました!
最初は、東京の女優さんたちの登場ということで、主演の梅村結衣さんと、和泉美沙希さんが登場。



梅村結衣さん「ほとんどの登場人物が水着になる映画です」

和泉美沙希さん「私の役はお寺で水着で少林寺拳法を披露しました」




い、一体どんな映画なんだ・・・





続いて新潟からのキャスト、高校生役の坂井華さんと金子みゆきさん、そしてPiさんが登場!
金子みゆきさん、普通に新潟で演劇に出演しているのを観たこともあったのですが、こうして映画のインタビューを受けいるのを見ると感動的ですねえ。

ちなみに司会はNAMARAの中村博和さんで、松本監督も登場したのですがずっとボケていました。
(お二人とも、映画に出演しています)





トークイベントも終了し、再び映画館に戻ると、東京からやって来たミスムーンライトの出演者の皆さんに遭遇しました!
松本監督の映画でも、こわれ者の祭典の司会でもお馴染みのイグロヒデアキさんに再会したので記念撮影させていただきました!



さてさて、そんな感じで様々な期待を胸に、ついに「ミスムーンライト」を観たのですが・・・面白かったです!
ただ、この映画はこれから全国公開されるということで、これから観る人のためにネタバレ防止のため映画の内容について詳しく書くことはしませんが、ざっくりと書ける範囲で感想を書いていこうと思います!



まず、感動したのは、ああ~!この映画は愛されて作られた映画だなあ~!ということです。
オール新発田ロケということで、東京の役者さんだけでなく、オーディションで選ばれた新潟の役者さんや、芸人さん、タレントさん、そして大勢のエキストラの方々が出演している映画なのですが、本当にこの映画に出演している一人一人、誰もがこの映画に出演できることを喜んでいる、そして楽しんでいる!という一体感、幸福感が映画全体にみなぎっていて、観ながらすごく幸せな気持ちになりました。

そして、もう一つ感動したのは登場する女の子たちがとにかくみんな可愛い!ってことです。
しかも何が素晴らしいって、それがただの表面的な可愛さだけではなくて、心の底から楽しんでる人や一生懸命生きてる人から放たれる輝きがあるからこそ、女の子がものすごく魅力的に可愛いく見えていることでした。

本当に僕はこういう輝いてる女の子の可愛さが大好きなので(アイドルとか好きだしね)、映画を見ながら、ああ~!可愛いなあ!って感動してしまいまして、女の子の可愛さに感動できる映画って本当に最高だなあ!って思いました。
そして、その可愛さは、物語の中のことだけでなく、先ほども書いたように、出演している役者さんたちがこの映画に出演することを心の底から楽しんでいたからこそ発揮できたことだと思えて、それが本当に素敵なことだと思いました。

そういう内面から輝く可愛さをちゃんと捉えているから、女の子の可愛さを前面に押し出しても全然嫌味っぽくならないし、いやらしくならない!本当に爽やかな青春映画だったなあと思います。
途中から女の子たちがみんな水着になっていくシーンもあるというのにまったくいやらしくならずに寧ろすごく爽やかなのは、本当にすごいことだと思います。

女の子たちに限らず、松本卓也監督は本当に人を魅力的に撮る監督で、映画を見ながら出てくる人達を思わず好きになってしまうことがよくあるんですが、それに加えて出演者の皆さんがみんなあの映画に出られて嬉しそうなことが伝わってきて、本当に幸せな気持ちになれる映画でした。
これはきっと、人との出会いを大切にする松本監督の人柄の成せる技であり、そういう監督の魅力が映画にうまく出ていたと思いました。

また、この映画は基本はコミカルな物語の中に、実は「死」という重いテーマを扱ってる映画でもあるんですけど、その描き方が重すぎず、かと言って軽すぎもせずという、かなり絶妙なバランスだったと思うのですが、それは映画全体から優しさがにじみ出ていたから出来たことだと思います。
詳しくは書きませんが、ある記念撮影のシーンがありまして、そこの演出が本当に僕は大好きです。

そして、この映画は、全てのシーンが登場人物が様々なカメラで撮影している映像だけを繋ぎ合わせたPOV(視点)のみによって構成されているという、なかなか挑戦的な試みによって作られているという特徴もあるのですが、これも僕はすごく面白いと思いました。
と言うのは、まずそのアイディアが面白いし、映画を見ながらこのシーンは誰のカメラだろう・・・と想像する面白さもあるし、そして何より、様々なカメラからの視点の映像を繋ぎ合わせて一本の映画を作るというこの試みが、まるでこの映画に関わったたくさんの人達が協力し合って一本の映画を作り上げたことと重なるようで、ここでも人との繋がりを大切にする松本監督の温かさが感じられたことにとても感動しました。



そんな訳で、「ミスムーンライト」、すごく幸せな気持ちになれるいい映画だったなあと思いました!
しかもこの映画を満席の映画館でみんなで楽しみながら観ることが出来たことが本当に貴重で幸せな体験だったなあと思いましたし、上映後は拍手が起こり、愛されてる映画だなあと思いました。





上映後には、お楽しみの舞台挨拶!
東京からの出演者さんも新潟からの出演者さんも登壇していました。





そして松本監督も登壇!
撮影秘話などを語ってくれました。



印象的だったのは、「ミスムーンライト」は出演者さんたちがみんなで一つの大部屋に泊まって合宿しながら撮影したという話で、映画から溢れていた出演者の皆さんが本当に映画を楽しんでいる感じや、みんなで協力して一つの作品を作り上げた感動みたいなものは、こういう合宿の中から生まれたのかも知れないなあと思いました。
そしてさらに印象的だったのは、そんな中、松本監督だけは監督だからって理由で一人の部屋になったんだけど、翌朝松本監督だけが遅刻してきて、理由を聞いてみたら夜中にジャンプを読んでいたという、心温まるエピソードもあったということでした。





すると、そこになんと映画のロケに使われた新発田中央高校の校長先生が登壇し、主演の梅村結衣さんに花束の贈呈という感動的な展開に!





感動的な場面に、看板の後ろという微妙なポジションから映り込む松本監督!



校長先生「いやー、映画の撮影中に女の子たちが水着になるということで男子生徒たちがそわそわしていて大変でしたよ!!ハハハ・・・」



そりゃそうなるよ!まさに撮影裏話!



校長先生「生徒たちにはこの映画を観に行くように強く言って聞かせようと思います!」



熱いぜ校長!





トークの後は全員で松本監督を囲んで・・・





松本監督が考えたという満月ポーズ!





そして、最後には主要キャストの皆さんと松本監督で記念撮影・・・って松本監督だけ謎の満月ポーズを!





・・・と思ったら最後にちゃんとみんなで同じポーズで締めくくったのでした。



最後の松本監督の挨拶では、「この映画の製作費は他の大作映画に比べたらゼロが二つくらい少ないと思いますが、こうして自分たちが作ってきた映画がシネコンで上映していただけることは本当に大きな一歩だと思うのでここからさらに頑張っていきたい!」みたいな感じの熱い言葉で締めくくっていました。





この日の上映会の写真が、ミスムーンライトの公式Twitterに上がっていました。




「ミスムーンライト」のホームページもチェックしてみてください。
映画『ミスムーンライト』公式ホームページ



という訳で、「ミスムーンライト」先行上映初日の舞台挨拶について書いてきましたが、最後に僕がこの日一番面白かったことを書いて締めくくろうと思います!
それは、この映画の中盤で、NAMARAの江口さんが初登場し、スクリーンに大映しになった時のこと、僕の斜め後ろからこんな声が聞こえてきたのであった・・・



「パパだー!」



あそこに江口ファミリーがいたのか!







舞い上がる。の思い出はまだまだつづきます!
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