舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

雪の話題はもうたくさんだ!

2018-01-13 11:35:33 | Weblog
えーと、これ、ブログに書こうかどうかずっと迷っていたことなんですが、ここまできたら書かないわけには…第一他に書くこともないし…じゃあやっぱり書くか…っていう気持ちで今ブログを書いてるんですが、その…雪の話です。
はい、もうみんな知ってること、って言うか、みんな今まさに現在進行形で困ってることですからね。1/11(木)から1/12(金)にかけて新潟県内に降り積もった記録的な大雪の影響で、公共交通機関が止まったり、他にも様々な市民の生活に支障が出ています、なんてこと、わざわざ僕なんかが言うまでもないことじゃないですか。みんなもう知ってること、って言うか、現在進行形で体験していることじゃないですか。Twitterとかみんな雪の話しかしてないし、全国ニュースでも新潟の雪の話題ですよ。

正直ね、これだけ雪が積もってしまうと、もう何て言うか、何もかも嫌なんですよ。もう手も足も出ないじゃないですか。すごく落ち込むんですよ。何もかも気力も削がれるし、それでも雪かきはしないといけないっていう状況がもう憂鬱だし。それでもみんな仕事には行くとか、地獄かよって思うし。いや、雪の中でも働いている人はすごいと思うし感謝もしていますが。もう何もかもこの状況を呪うしかないですよね。
だから正直もう、雪のことなんて考えたくないし、見たくもない。でもみんな雪がやばい!みたいなツイートばかりするじゃないですか。わざわざ画像を撮って上げたり。雪道でこんなことがあった、みたいなエピソードとか。雪で車が出せないとか、帰れないとか。あと雪の話題で面白おかしいネタツイートとかしたり。で、そういうツイートがバズったり、みんなでコメントし合ったり。そういうのを見る度に、みんなもう雪の話題は聞き飽きたよ、もう聞きたくないからやめようよ、って思ってまして正直。それでTwitterをあまり見ないようにしていたくらいなんです。この感覚、震災の時を思い出します。

だから自分は絶対何が何でも雪に関するツイートだけは絶対するものか!って思ってまして。第一、大雪で大変だ!なんていう、もうみんなが知っているどころか現在進行形で体感していること、困っていることを、わざわざネットに書いたところで、そんなの面白くもなんともないじゃないですか。変な言い方だけどそんなベタなことしたくないっていうか。いや、そういう最新ニュースに対する反応の速さが売りのブログとかもありますけど、僕はそういうことには興味がないし。なんか、わざわざ今一番話題になってることをここぞとばかりに言うのって恥ずかしいんですよ。いや、それが僕の好きなものとかだったらいいですよ。好きな歌が大流行とか。でも雪は嫌なものなので、はい、だから、もう雪の話はわざわざしたくないんです。
まあ、でも唯一、大雪で信越線が止まったニュースに関しては一応、色んなメディアで一通り自分なりに調べたりはしました。関連したツイートをRTもしました。何と言うか、こういうことが起こったという現実はちゃんと知っておく必要があるかなと思いまして。乗客の皆さんJRの皆さんに対しては、本当にお疲れ様でしたという気持ちもありますし、電車が止まってから数時間後に無事に救出されたことを知った時は本気で胸を撫で下ろしました。僕が今回の新潟の大雪に関して積極的に関心を持ってRTもしたのは、このニュースに関してくらいです。まあ、これは僕の中で特例というか。

まあ、そんなわけで、そんな心境ですので、雪のことに関してネットに書くかどうかは迷っていたのですが、一応このブログは僕の日常の記録ですから、大雪を体験したこともしっかり記録しておこうかなと思って、迷った挙句に書き始めたのが、この記事です。ここまで記録的な大雪もあまりないでしょうからね。そう思って一応、家の周りの記録写真みたいなものも何枚か撮りましたし。
それに、勝手に情報が流れてくるTwitterじゃなくて、読みたい人しか読みにこないブログなら、こういう話題を書くのも、自分としてアリかなって思って、それでTwitterには絶対に雪の話をしませんが、ブログにだけ書いていこうと思います。と言うか、雪が降りすぎてどこにも行けずに他に書くことが何もないので。長くなりましたが、そういう気持ちで書いていきます。





1/11(木)、この日は何の予定もなかったので、一日中家にいました。
夕方まで一歩も外に出なかったのですが、夕方に母が「雪がすごい」と言い出して、外を見ると本当に前日からは想像も出来ないくらい雪が積もっていました。

さすがにこれはまずい、と思って、外に出て家の周りの雪かきをしました。
母が途中までやってくれたのですが、その後で僕が始めた時には、母が雪かきをした部分にもう雪が積もっていました。





僕の家は路地の奥にあるのですが、路地の入口(そこも路地の途中)が坂道になっていて、いつも雪が降った時は、その坂道から家の前までを、出来るだけ雪がまだそこまで積もっていないうちに除雪してしまうように心掛けています。
しかしこの日は、雪かきを始めた時点ですでに完全な除雪は不可能なくらい積もっていたし、雪かきをしてもまたすぐその上に雪が積もってしまうくらい雪が降り続けていたので、家の周りの雪かきをするだけで精一杯だったし、それも目標の面積の半分くらいしか出来ませんでした。



驚くことに、そこから雪はまったく止むことなく、一晩中振り続け、信じられないくらいどんどん積もっていきました。
夜中にコンビニに行こうとしたら、家の前の坂道で雪に埋まって車が動かなくなっている人がいて、少し助けようとしたのですが、結局完全に助けることは出来ずに、その人の車は雪からは抜け出せたものの、帰宅はできずに他の駐車できる場所を探して移動していました。





こうして、一晩中まったく雪が降り止むことなく積もり続けたために、1/12(金)の朝、外を見ると家の周りの景色が一変していました。
積雪量70cm超えというのも新潟市の記録上過去最大であるらしいですが、それ以上に驚いたのは、確かに大雪が積もった記憶は自分にもありますが、この短時間でここまで景色を一変させてしまうほどの大雪は、完全に始めてだと思いました。





まずは午前中に母が雪かきを始めたのですが、家の前から路地の入口(そこも路地の途中)の坂道まで、人が一人歩けるかどうかくらいの道を作るだけで精一杯な状態でした。
それで、僕も途中から手伝って、僕はその路地の入口の坂道(夜に車が動けなくなっていたところ)を少しずつ雪かきして道を広くしていったのですが、人間が一人でやるには限界がある雪の量だったので、結局坂道の上を除雪できただけで、坂道の途中までは手が回りませんでした。(そこは、そこにある家の人にやって欲しかった)



取り敢えず、この日は朝から除雪を頑張ったので、午後は取り敢えず家の中でゆっくりしているつもりだったのですが…昼過ぎに母が物凄い勢いで声をかけてきたではないか!
なんと、さっきから何度も話に出て来ている家の前の坂道で、父の車が雪に埋まって動けなくなってしまったのだと言うではないか!



父は前日の朝から、佐渡の祖母の家に行っていたのですが、その時はここまで雪が積もるなんて想像もしていなかったのです。
佐渡汽船までは自分の車で行って佐渡汽船の駐車場に駐車してフェリーで佐渡まで行っていて、帰りもこの大雪の中、一応ちゃんとフェリーが動いていたらしいです。

佐渡汽船の駐車場から道路までは何とか出ることが出来て、家の近くまでは何とか強引に帰って来ることが出来たらしいのですが、家の車庫まで残り数十メートルという坂道にて、雪に埋もれてしまったとでした。
父曰く、大丈夫だと思っていたらしいんですが、こんなことなら家の近くのコンビニに一時的に駐車させてもらえば良かった…と言っても時すでに遅し、完全に道を塞ぐ形で動けなくなってしまった父の車を今すぐ救助しなければ、誰ももうその道を通れない、という緊急事態になっていたのです。

この日は、我が家だけではなく、どこの家でも雪かきをしていたので、父の車が動けなくなったら、町内の人達が集まって来て車の救助を手伝ってくれてありがたかったですね…
両親と僕の3人だけだったら完全に途方に暮れていたところだったので、本当にありがたい限りでした。

とは言え、この日の大雪は大勢が集まってもすぐには車が動かせないほど積もっていたので、大勢で車一台を動かすのに一時間以上もかかってしまいました。
それで、なんとか坂道の上の方まで車を持っていくことが出来たのですが、そこから家の前まではさらに雪が積もっていて、そこからさらにどうやって車を動かせばいいのだろうか…ともう一度途方に暮れていたのです。

その時、ふと道の向こうを見ると、大通からこちらに向かって、大型除雪車がやってくるではないか!やった!助かった!これで家の前の道が無くなるぞ!
…と思ったのですが、よく考えたら、父の車は坂道の途中から抜け出せたことで、今は坂道の上で動けなくなっている状態なのである…これでは結局、父の車が障害物となって大型除雪車が道の奥まで入っていけないではないか!

と言う訳で、除雪車がこちらに近付いてくる前、取り敢えず父の車は我が家とは違う方向にある別な路地に入れ、待機させておくことに。
ここでも、除雪車の運転手に事情を説明しに行っていただいたり、雪かきして父の車が待機できるような場所を作っていただいたり、父の車を一緒に押して動かすのを手伝っていただいたりと、町内の方々が手分けして手伝ってくださり本当にありがたかったです。





なんとか父の車を動かして道を作り、みんなが見守る中、ついに除雪車が登場!





向かいの家の前に車が止まっていて、そのまま雪に埋もれていたのですが、車を避けてその横にきれいに除雪してくれるのですから、除雪車の運転手さんって本当にすごいですね!





こうしてみんなが見守る中、家の前の道路がきれいに除雪され、無事に歩いたり車が通ったりすることが出来るようになったのである…



その後は、両親と僕の3人で車庫の前の雪かきをして、無事に父の車は車庫へと入っていくことが出来たのであった。
いやー、助けていただいた町内の皆さん、除雪車の運転手さん、本当に助かりました。



なんでも、除雪車は町内のために町内会長さんが呼んでいただいたそうで、この大雪は本当に大変ですけど、そんな中で助け合いの大切さを感じることが出来ました。
除雪作業中、町内会長さんが「みんなちょっと休憩にしよう」って言ったら除雪車の運転手さんが煙草をすっていた姿も印象に残りました。皆さんお疲れさまでした。
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