中国、北朝鮮、ロシアの核保有国に囲まれた今の状況では日米同盟は大変に大切です。
しかし、「日本から自主防衛力を剥奪しておくために、米軍は日本駐留を続ける。たとえ日本の周辺国がすべて核武装しても、日本人にだけは核をもたせない」という密約が1971年にアメリカのニクソン大統領と中国の周恩来で交わされました。
これは米政府の外交資料や中国で公開されている外交史や著作や論文にも記述されています。
今のオバマまでこの約束は守られています。結局、アメリカは「米軍に頼っていれば安心」と言っておきながら「敗戦国日本から永遠に自主防衛力を剥奪しておく」のが真の目的でアメリカの占領政策は続いているということでしょう。
このまま永遠に米軍がいて、守ってくれればいいのですが、2020年代になると、軍事費の大幅節減で撤退することが予想されています。その時に日本はどうなるのでしょう。
戦争はいやだから自衛のための軍事力は持ちたくない、核は怖いので持ちたくない、現実を見ないで、まるで子供のように駄々をこねている。
歴史上、自分の国を自分で守らない国は滅びて存在は許されません。今、変わらなければ自業自得で日本は中国に侵略され、植民地になるのは明白です。