羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

デスノート 1

2015-08-03 22:44:54 | 日記
Lが監視盗聴する中、海砂は月の部屋に入り込み、粧裕ににアイスコーヒーを出して貰っていた。総一郎は海砂の名に少し反応し、これにLも気付いた。(早く外に連れ出さないと!)レムに視線を向けられながら、月は焦ってエアコンの調子が悪いと外に連れ出そうとしたが、「ここでいいじゃん」と芸能人の珍しさに部屋に居座った粧裕に阻止された。当の海砂もまるでわかっておらず、「一目惚れしちゃったのぉ」と言いつつ粧裕の名前を言い当て、月の名前の読み方を聞くなど不審な言動をし、さらにレムから唐突に自己紹介されて気を取られていると、海砂は「月さんの目は?」と核心に迫る質問をしてきた!(まずい!)「目?」Lは興味を持った。「目はいい方だよなぁ!」慌てて視力の話を粧裕に振り、話をすり変えようとする月!
(やっぱり粧裕がいてもダメだ! この子は空気が読めない)月は取り敢えず粧裕を部屋から追い出した。(キラったら、やっと空気読んでくれた)二人きりになり、単純に喜ぶ海砂。「あの」なんとか会話で打開しようとする月だったが、「ねぇ、テレビ見てくれた? あれ、あなたの為に殺ったの?」海砂嬉しそう。青ざめる月。「テレビ」呟くL。「CMのことでしょう?! ふふっ」鞄を取る月、離脱したい!「ファンには皆、そう言ってんでしょう?!」「もう、私のこと警戒してるんでしょう? だからそんなにとぼけ」「いやいやいやッ! ホント緊張してんだよ」「私は海砂に警戒しろと言ったんだ」(死神は黙ってろぉ!)ちょいちょい妙なタイミングで話し掛けてくるレムを睨み付ける月!
「ねぇ、酷くない? レムったらあなたにあったら殺されるって言うの」海砂、直球ッ! Lは映像と音声に集中している。(頼むから、喋るな!)「ファンに、ファンに殺されちゃうよ!」「さっきから何言ってんの?」「いいから行こう!」
     2に続く

デスノート 2

2015-08-03 22:44:46 | 日記
海砂を連れて部屋から出てゆこうとする月!「ごまかさないで!」海砂は回り込み出入り口に立ちはだかった! 出られない!「弥さん!」「私達が出逢ったのは運命だったと思ってる。あなたは私の救世主なの」(口を開くな!)「ずっと逢いたかった」(黙ってろ!)「だって、あなたはキ」月は海砂をドアに押し付け強引にキスした!「あっ!」唖然とするL。「キスした」ぎこちなく唇を離す月。(キラって意外と肉食系かも?)やや間があり、海砂は月の頬を張り、部屋から出てゆき、月はそれを追って行った。
屋外で二人になると海砂は月に謝った。殴って出て行くのは顔を近付けた時に月が指示によるものだった。月の声は多数のマイクに奇跡的に拾われなかった。月は海砂に盗聴機と監視カメラが仕掛けられていることを教えたが、「すごーいっ!」と感心されてしまった。「Lを殺した後は、私とキラで犯罪の無い社会を作ってぇ」呑気に語る海砂に(ダメだこの子)月は呆れた。「これを見て!」海砂へ赤いデスノートを見せた。「普段、持ち歩いたりしてないよね?」「いつも普通にここ(鞄)に入れてるけど?」頭を抱える月に今度からしまっておくと、海砂は抱き付いてきた。「だから、二人でLを消そう。私があなたの目になってあげる」一方、「私がキラなら、自分に共鳴している第2のキラと手を組むでしょう」Lが『殺す目』を持つがガードの緩そうな第2のキラの確保を優先することを決めていた。
月は海砂からデスノートを回収し、海砂に普通の生活に戻るよう促したが、仇を討ってくれた月に。「あれからずっとキラは私のヒーローなの!」と訴え、海砂はデスノートを渡さないまま去ってしまった。その夜、ビルの屋上でリュークは「よぉ! モテモテ、ライトちゃん!!」とからかいつつ、「消しといた方がよねぇ?」と続けたが、死神の目を持ってると
     3に続く

デスノート 3

2015-08-03 22:44:39 | 日記
理由を付けて、月は海砂を殺すことを否定した。「男は女で失敗するって、誰かが言ってたぜ」「黙ってろ」屋上を去る月をリュークは笑っていた。
大学に来た月はポテチの件で消耗し、残り僅かとなったデスノートの切れ端を見ながら監視カメラ対策を考えていた。事前に書き溜めた処刑リストもあと僅かだった。そこへ、「あ、ライト見ぃーっけッ!」海砂が騒ぎを起こしながら現れた。逃げたい月。「なんで来たの?」「あんなに欲しがってたじゃない。私のだーいじな物っ!」人だかりができ、裏切られたとヲタ友も怒り出し、月は急いで海砂を外へ連れ出した。
「困るんだよ! タレントの君が、のこのこ会いにきたら不自然だろ?! 怪しいだろ! 目立つんだよ!!」二人になると月は怒鳴った。「はいっ!」怒られた海砂は赤いデスノートを差し出した。「私が持ってると心配なんでしょう?」戸惑いつつ、受け取る月。「レム、預けるだけなら、所有権はまだあたしにあるから目の能力はこのままでいいよね?」「まあ、それなら」「月、Lに会わせて」「いいんだね?」海砂は月に抱き付いた。「あなたには捕まってほしくない! 大事な家族を私から奪った奴を法律は裁いてくれなかった。それを裁いてくれたのがキラ、あなただったの」海砂とレムはジェラスという死神が海砂救われ、ジェラスは人間を救った為に死に、海砂はジェラスのデスノートを拾ったと語った。
「命懸けの愛よ! ロマンチック!! 私の気持ちはジェラスと同じだよ。あなたの力になるって決めたの。ライト、私と付き合って! 付き合ったら、こうして逢うのも不自然じゃないでしょ?」「そういう問題じゃ」「もう、堂々としてればいいのよ」月は思い至った。「そっか、やってみるよ!」「月!」笑顔を見せた海砂だったが、月はいきなり走り出し、そのまま去ってしまった。
     4に続く

デスノート 4

2015-08-03 22:44:31 | 日記
「え? え? どういうこと?」聞かれたが、そもそも月の行ってる争いに興味無いレムにはよくわからなかった。
家に戻った月は監視カメラに気付く素振りを見せた! Lは月に電話を掛けた。「流河か?」(芝居は終わりだ、L)「俺、キラじゃないって言ったよなぁ?! 直接会って話せばいいだろ?」怒ってみせる月。(外へ出てこい!)「脅迫状のこともあって、外に出るのはちょっと」「そんなの知るか、出てこい」「なら、月君がこっちにきてくれませんか?」一方的に対策室の場所を伝えるL。月はこれを受け、既に知っているカメラと盗聴機の隠し場所をLに言わせ、電話を切り、全て外した。「月、やるぅ!」ようやく部屋で会話できるようになったリューク。「危険は承知だ」月はLの元へ乗り込む腹を決めた!
「お連れ致しましたぁ」月は松田と共にワタリに連れられ対策室へ来た。総一郎と気まずく対面し、面識のある模木とも挨拶を済ませ、面識の無い日村と相澤はLが偽名を名乗らせた。「ここにいる人達は全体のほんの一部です」さらっと嘘を言いつつ、Lはキラの脅迫状の感想を求めた。「なんで?」「月君は、意外と頭が切れるので」(おかしい、試しているのか?)「キラの能力を持った人間は一人じゃないのかもな」「というと?」「これは全くの別人なんじゃないかなぁ?」総一郎達はLが第2のキラを疑っていたことを話し、「月がキラなら第2のキラのことを伏せておくはず」総一郎は月の潔白を主張した。「そうですねぇ、月君はほぼ白です」Lは軽く同意してから続けた。
「ついでに、もう少し付き合ってもらえませんか? これから第2のキラを誘き出そうと思ってるんです」「え?」「第2のキラはキラを崇拝しています。本物のキラに成り済まし、第2のキラにメッセージを送る。そのアドバイスをくれると嬉しいんですけど?」
     5に続く

デスノート 5

2015-08-03 22:44:22 | 日記
「それじゃあ俺が本物のキラみたいじゃないか?」「いいえ、月君の才能を買ってるんです」(コイツ、最初からこの役をやらせる為に俺をここへ?)「買い被り過ぎだと思うけど、俺でよければ」「そう言ってくれると思いました」Lは手を差し出し、二人は握手した。
偽メッセージ放送の許可は簡単に下りた。海砂に記者会見で幹部を一人殺され、他の幹部も顔を見られた為、なりふり構ってられない様子だった。対策室ではLが自分を気遣って見せる月に「99%白になりました」と言ったが、「それはそうと、ミサミサとは付き合ってるのですか?」と何気なく聞いた。「連絡は取れる仲、というか」寄ってきた松田が羨ましがった。(否定し過ぎても怪しまれる)ライブで知り合ったと雑談したりもしたが、偽メッセージの文面は制作された。
偽声明は自制を促すモノで、警察にはわからない手段で会うことを提案していた。向日葵を花瓶に飾った自宅でテレビを見ていた海砂は「どういうこと?」と意味がわからなかったが、公衆電話から電話が入った。月からだった。屋上で待ち合わせると、月は声明への返事を海砂に指示した。Lの会見を中止するといった内容。「よくわかんないけど、言われた通りにやるね!」海砂は月に抱き付いた。手紙と封筒に指紋を残さないことと、投函するときは人に頼むよう忠告した。海砂はスマホが盗聴されてるかもしれないから公衆電話を使ったという月にいくつも持っている自分の派手なスマホを1台渡した。
「あのさぁ、本当にいいの?」「何が?」「これは遊びじゃないんだよ?」「わかってるよ」「命懸けなんだ。それと、もう1つ、これは俺も君もなんだけど。もし捕まっても、絶対お互いのことを、デスノートのことを喋らない! 死んでもだ! 君が喋ったら。君の名前を書く。それでもいいのか?」「すっごいロマンチック!
     6に続く