羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

俺物語!! 6

2015-08-27 20:25:57 | 日記
私のこと知って下さい! 返事はそれからお願いします!!」頭を下げる悠紀華。何か話が違って戸惑う猛男。「そうだね、わかった」砂川は悠紀華と連絡先を交換した!「ありがとうございます」「敬語使わなくても」交換すると、砂川はあっさり帰って行った。力が抜けてへたり込む悠紀華。「大丈夫か?!」「どうしてあんなことを? 自分で自分が怖い」「俺もビックリした。でもよかったなぁ。終わってねぇじゃねぇか?」「はい」猛男は一先ず安堵する悠紀華を途中まで送ってやった。
「砂! お前何で断んなかったんだ?!」帰って聞いてみる猛男。これまで砂川は難攻不落ただった。「意外と押しに弱かったのかも?」「かも?」「てゆうか、お前何で天海さんと?」「おう!」ジェスチャーでざっくり説明する猛男。「大体わかった」害は無いと見た砂川。猛男は砂川がドッジ避けるの上手いことを悠紀華に聞いたと話たが、砂川が悠紀華を助けた話は悠紀華が自分でするだろうと、敢えてしなかった。砂川はドッジで強い相手とのタイマンばかりする猛男のことを思い出し、笑っていた。
慣れた猛男は、翌朝から悠紀華が後ろの物陰に張り付いているのを察知できるようになったが、一向に寄ってこない悠紀華。1日様子を見るばかりで寄ってこない悠紀華!「砂、ちょっと待っててくれ」帰りに、砂川を待たせ、猛男は隠れている悠紀華の元へ行った。「ゆーきーかーっ!!」「きゃーッ!!」隠れていた茂みで悲鳴を上げる悠紀華!「きゃあ、じゃねぇ。何してんだ? ドンと行け!」「はい!」猛男は砂川の元に悠紀華を連れてきた。「悠紀華ちゃんだ。二人で帰れ」「ああ、うん」特に拒否せず、悠紀華と二人で帰る砂川。黙って砂川から距離を置く悠紀華。ずっと黙ってる悠紀華!
「じゃあまた」駅で砂川にそう言われ、見送る悠紀華。ロクに話せて無い!「おいっ」
     7に続く

俺物語!! 7

2015-08-27 20:25:34 | 日記
「ひぃッ!」つけてきていた猛男が現れ焦る悠紀華。「どんな人間かわかって貰うんじゃなかったか?」「すいません、いっぱいいっぱいでっ、砂川君が! あの砂川君が私とっ! ふぁあ」昏倒しそうになり猛男に支えられる悠紀華!「しっかりしろぉ!!」ちょうど大和から電話もあり、猛男から訳を聞いた大和に悠紀華は相談することになった。ネガティブな悠紀華へのアドバイスに手こずる大和だったが、かなりデカいハンバーガーを食べていた猛男が何気に、「どこか一緒に出掛ければいいんじゃねぇかぁ?」と言うと、「それだよ猛男君!」「砂川君とおでかけっ」意外と猛男プランでゆくことになった。
風呂上がりに、「砂ぁ! 悠紀華ちゃんからメール来たかぁ?!」と砂川の部屋に押し掛けた猛男。まだだったが、すぐ来た。猛男と大和と動物園に行こうとのお誘い。「何か知ってる?」問われて変な顔する猛男。「まあいいけど、じゃあ皆で行こうか」「ああっ」引き受けて、部屋を出て行こうとしたがふと気になった猛男。「砂、お前本当にいいのか? 断ってもいいと思う。お前の気持ちが一番大事だ」「嫌だったら行かないよ」「嫌じゃねーってことか? それ凄くねぇか?」「凄いかもね」「俺はいつでもいいからよ! 返信しておいてくれっ」「はいはい」(嫌じゃないってよ、がんばれ悠紀華ちゃん!)猛男は機嫌よく部屋を出て行った。
・・・織田やまりやも少しそうだが、初期設定の筋を一通り消化した後の人物だから毛色が違う。悠紀華のキャラは別の漫画でもう一捻りされたらヒロインにもなれそうだが、この作品では作者的に試作機投入な感じなのかな?
あと今日ちょっとアレなので花咲は明日書きます。