エリンギと豚肉の甘くない玉子焼き。エリンギは淡泊なので、玉子ベースに入れる醤油をエリンギを炒める時に使って香ばしく味付けし、中々旨かったですね。
君子が反抗期の中学生みたいになっていたが、ともかく母子喧嘩に半ば巻き込まれる形で常子達は材木屋を出るハメに。君子だけ出てゆくのではなく全員っ！ 縁談断るにしてももうちょっとやりようがあった気もしたし、竹蔵も「好きに生きる為なら全員路頭に迷ってもOK」とは一言も言っていないとも思ったが、君子は頭に血が昇ってしまったようだ。出て速攻で『超ラッキー』の廻り合わせで仕出し屋住まいが決まったが、イージィだなっ。せめて途方に暮れた挙げ句、見付けて話を聞いた仕出し屋の女将が滝子への対抗心から引き受けるくらいの経緯消化欲しかった。せっかちっ！ 予告では眼鏡が「芋煮会で会いませんでしたか？」と言っていたが（幻聴）、ようやく東京編のレギュラー陣が一通り揃うようだ。もう子供編終わった後でいきなり「・・・というワケで『とと』とか無理っスから、お金無くて、かかもいつまでも中二過ぎるんで、何だかんだで一家揃って東京の仕出し屋で住み込みする事になった件、給料安い件、住み込み部屋汚い件、仕出し屋の隣が婆ちゃんの店な件、私だけ身長伸びてない件っ！」と常子のモノローグで仕出し屋住まいから女学生編が始まってもいいくらいだったぜ。
この間のSPから一転、わりと真面目な方に話を振っていた。新田達が出てこないから貝原が一人で解決っ！ 連ドラの政治パートのみ切り出した感じだが泰山は顔出し程度で翔は登場せず、ひたすら化かし合い。雪野は普通の中学生がどうしてそう仕上がった？ と思う程の曲者だった。秘書が仕えるべきは国民、と貝原もまたある種の超人的英雄的思考で事に当たっていた事も明かされた。ついでにメトロームの件も力技で解説されていたがあの回想のメトローム、演奏の邪魔過ぎるぜ。民王業界の政治家とその周辺の人々は基本、無茶する人達ばっかり。貝原に見切られた郷田も手抜き工事手配で済まず、積極的に『間引き』しようと企み出す等、勢い余りまくりだった。貝原役は深夜ドラマ何かでそろそろ主演くるかもしれんね。微妙なブレイク具合だ。最近ドトールコーヒーにそこそこ客入ってるらしい、ぐらいのひっそりブレイク。動向が気になるところですな。
「いい、別に」と、まだ２話なのに早々にみやびに恋愛指南を拒否られた十倉が特にやり取りも無く、自分の中だけで（よしっ、行ける）と納得して「３つのションを男ウケに変えろっ！」と嬉しそうに言い出す件、面白い。どんだけ言いたいんだよっ。また「３つのション？！」とほいほい乗るみやびのうっかり具合もいい。ハイスペックで風格もあるのにみっともない事になってジタバタするみやびが可愛い。随分年下の梨花が「他は私が引き付けますっ」と世話を焼きたくなるのもわからんではない。コミュ力の高い洋介や、本格的にみやびに興味を持ち出した諒太郎、そして謎のボルタリング男と、独身をこじらせてはいるがうっすらモテ期な気配もあるみやび。かなり重い事情のある様子の十倉との関わりの行く末も気になる。恋以前に友人としてフォローすべき点がある気もするが、どうなることやら。