とと姉ちゃん

　仕事の方はいよいよ本格的な自社実験を始める展開。詳細な成分調査が必用なものは金がかかる上に素人の実験では精度に難があるから題材選びも重要かな？　一回『民間調査機関は使わない』と決めちゃうと、結構選択肢が狭まりそうではある。主観的なデータでも、この時代ならやったもん勝ちなところはあったかもしれないけど。
　星野はわりと、ふわぁーっと子供を連れて夜の会社に現れたりしていたが、基本的には昔と変わらない様子。それなりの出来事を経て今日まできたようだ。淡々と運命を受け入れてきたのだと思われる。現時点では常子に障害無しではあるが、常子に気を持たせておいてモデルの人物と違うからと急に神（作者）が力を働かせて謎の別離展開というのは乱暴な気もするかなぁ。

　それから明日のブログは午後９時頃更新します。案外早いかもしれないけど。

家売るオンナ

　前回キレ気味だった万智だが、今回はやや軟化。キレることはキレていたが。事故物件のトイレでの白州とのやり取りが微笑ましい。白州が寝ている風だった万智にサラリと足立と付き合ってると言いつつ電話するのはやめとく件も微笑ましかった。どうも白州はあのモッサリヘアの男と納まる気配も出てきた。あの事故物件、壁と床は張り替えても頑ななまでにドアノブは換えない辺りがマジでホラー。たぶん、誰も替えていないことに気付いていないんだな。・・・怖っ！
　庭野も何かしてたが、足立回でもあった。破格の条件での転職の誘いだったが、小さな私情を超えた先の職業意識に開眼して断っていた。有能なだけに微妙に危うい印象もあったが、即、屋代が住宅ローン破綻一家省みる様に遭遇させていて、今回も安定の老婆心が注入されていた。庭野は弾除けくらいとして、今のところは要所以外ではポソポソとギャグコメントを呟くばかりの屋代が、後半、岩のような万智にどこまで食い込めるのか気になるところだ。
　そして冒頭の、朝ドラを超える徹底的に解説しまくるナレーションも気になるところだ。よく聞くと、ちょいちょい人物設定等を微調整しているようですらある。ほぼ神（作者）だな。油断できないぜ。