
強さの基準が結構カオスっ! ライダーでありがちではあるんだがビルドは常時激しいなぁ。その回では意外と明確に断定されるけど次の回で即、ひっくり返してくるから油断できねぇ。あとは様々な設定が後から出るわ出るわ。描写としては戦って大体負けて見逃されるが、たまに撃退する。というルーチン何だが、合間に実は~という台詞解説が入ってまたボコボコにされたり、たまに撃退したりするイメージだ。設定開示をもそっと人物の行動でやってもいい気がするのと、細かい設定もムック本等に任せた方がいいんでないの? ただむしろ作中で設定説明するの好きなのかな? と思わせるフシもある。ミステリーでもトリックや犯行動機の解説のボリュームが厚めの脚本家いるもんね。小説でも。漫画でも。ま、いいけど。とにかく超強い基本フォームの父が登場し、次回、また事情解説してくるようだ。ビルドの解説力っ、半端ないッ!

これまでレッドが優れているが1号のストレートさにレッドが感化されるというのが基本パターンであとはひたすらお宝を回収してきたが、X登場で諸々の関係性が更新され、パターンが大きく変わってルパン家回りも掘り起こしも始まるようだ。追加戦士で設定や本線自体の進行の更新を行うことは珍しくないが、追加が入っても関係性は程度に差はあるが徐々に元の関係性に慣れる、ということが多いから両方ガッツリやるのはちょっとだけ珍しい。メイン脚本が描写は丁寧でも縦軸の話の進行がやや苦手っぽく、一度固まった人間関係の動きも重くなりがちな印象だから、属性の違う追加戦士を使って本線の縦進行や対人関係を巻くってゆくのは合理的なのかもしれないね。いい感じに転がってゆきそうだぜ。