

当たりは強くとも高山(小児科主任)から少しは冷静に意見を聞いてもらえるようになってきていた。単に湊の起こすハプニングが1話程は激しくなかったから高山の逆鱗に余り触れなかったということも言えるかもしれないが。代わりに研修医達にヤンキー高校的に詰められていたが。今回のエピは助かった未熟児だけでなくあの家庭環境だと産んだ娘も保護した方がよさそうではあった。足の悪い母親にはそういった自覚は最後までなかったが。家庭が破綻しても生半可母親としての意識が強いと返って始末が悪いことになりがちではある。そして娘も普通っぽく基本的には良い子ではあってもノープランガール。おそらく半年余り妊娠に気付いてもフワ~っとやり過ごしてしまった。現実でもそういうトラブルはチラホラあるにはあるけどね。『ライフプランは立てられないが母性はめっちゃ強い』という家系。悪気は無いのが困ったもんだ。周囲の友達ではいかんともし難いだろうから最後の瀬戸(指導医)のように第3者の介入が大事なんだろう。ついでに弁護士も紹介してやればよかったとは思うが、瀬戸は仕事帰りに湊を連れ回すのにハマっているからそこまで気が回らなかったようだ。仕事漬けだった独身女が大きい犬を飼い始めた、みたいなノリがある。それもまた人の情ではあるが・・・