四話、その２７の回。金属が歯に触ると力が抜けるのであの小さいヘラ苦手。
ななと龍一の件に親子丼的な要素必要かね？ 家元の美人後妻がセクシーなことになること自体は定番と言えば定番だが、娘の恋に体を絡めてくるのはキツイっ！ 二時間サスペンスなら開始５分であの後妻さんななに殺されちゃうよっ。なながももに対抗しつつ龍一に惹かれてゆく筋なんじゃろ？ 後妻と龍一の件との食い合わせ悪い。義母ではなく実母だし、事件物でもないし、主人公なら多少要素が多くても処理し切れるかもしれないが、主人公の妹ポジだし。既に事を済ませてしまっているから今後のななの恋に親子丼属性が漏れ無く足されてしまうのはちょっと違う気がする。なな覚醒イベントの燃料にはなりそうだが引換に恋愛パートがドロっドロやで？ 親子丼要素無くても覚醒自体はできた気もするんだが。グラスハートでもあるななのルートでバッドエンド回避するの高難度過ぎる。何とかラブコメの体裁を保っているのがももと直人だけだぜ。その本線のももルートは元彼云々は拗れそうだがももと直人の二人が二人とも賢く屈折はしていないので「好き、て言いましたっけ？」となし崩し気味の展開に直人が軽く一撃入れたりもしていたが、少なくとも短期的にはさっくり成立しそうな気配は常に醸し出している。ただ直人が賢過ぎて何か道化を演じる天才カウンセラーっぽくなってて、同じ土俵で相撲は取らないのか？ と関わり方にちょっと困惑するところはある。現時点でのもももまず創作家として再生することを自分が欲していることに気付き始めているからそんな恋愛１００％に行きそうにない感じだ。何というか、一応一つの競技だから同じコートでそれぞれ勝手にボクシングやチェスや前衛舞踏やシャンソン歌唱や４コマ漫画製作を始めたりするようなのはどうかと思う。ストレートに進行しているのが結構ゴツい自転車中坊だけという謎現象っ。そこは父親目線？ う～む・・・
