羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

SICK'S

2018-07-05 22:34:01 | 日記
 四話、その12の回。あの状態から一時間掛けてよくたどり着けたもんだ。というか、なぜあの娘を連れてきた??

きみの声をとどけたい

2018-07-05 22:33:49 | 日記




 頭身っ! 見慣れるのに10分くらいかかったぜ。ひそまそと同じキャラデザだから何となーく(一部直球で)近しい風貌の人物達の物語。主人公は明るく正しくフレンドリーだが、大きな括りでひそねと同じ種類の人間。心が剥き身がち系。とは言ってもこの人物ではまそたんの『中の人』にはなれないな。ひそねがこの物語の主人公でも開始から30分くらいで周囲の人間関係をズタズタにして話が終わってしまいそうだが・・・。ひそねは取り敢えず置いといて、本編は小さな世界の齟齬と哀しみをグイグイずんどこ解決してゆく青春ドラマ。ラストの奇跡よりむしろファンタジーを介さず眼鏡参戦後に速攻で成立させた本格ミニラジオ開局の勢いの方がブッ飛んでいたぜ。若さとは一つの狂気であるっ! ともあれ鎌倉っぽい港町の夏の情景が爽やか。喫茶娘の母の初期状況は重いが、それ以外の人間関係の悩み等は悩みの内容自体が爽やか。全体爽やか(静岡のレストランではない)。ラストの奇跡はあそこまでファンタジーで行くならもう一段何かしら触媒要素が欲しかったかな? 蛙が仕事するのかと思ったがそうでもなかった。個別の人物の距離感は中々興味深い。眼鏡と音楽娘が基本セットで独自の小世界を持っていて、毒舌ボーイッシュとパティシエ娘の関係性と毒舌ボーイッシュと建築お嬢の関係性も全体からやや独立して有り、一方であれだけ全方位友好的で牽引役の主人公は幼馴染み達とは個別の濃い関係性は持たず、代わりにこちらは陰性だが同じ心が剥き身がちの喫茶娘とシンパシーを感じ合ってる様子が面白かった。演出的には一番動きのあるのがわりと前半の自転車で駆け付ける所で、全部見終わって振り返ると「そこーっ?」とちょっとツッコミ入れたくもなった。あとはゴーグルが透けてるラクロスって結構見映えのある競技だな、と。止め絵とナレーションも多かったが良作だった。道徳的っ!