狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

祇園祭

2013年07月25日 | 内地の紹介
道東の夏祭りを紹介しましたので、内地の夏祭りを紹介します。
三重県松阪市、射和地区の祇園祭です。以前紹介しましたので、ご記憶の方もおられるでしょう。
まず宵宮です。子供の乗った屋台がピイヒャラドンドンと旧街道の街並みを流します。
子供の顔が生き生きとしています。
そして神輿は若い衆に担がれ練り歩きます。旧家の玄関では主人が出迎えます。すると神輿は深く傾げます。主人は玄関より神輿に参拝します。若い衆にはお神酒が振舞われます。若い衆の肩には白いクッションが当てられていますが、肩の皮が破れ血が滲んできます。
お祭りはもう終わったでしょうか。懐かしいですね。

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狩猟ガイド

2013年07月25日 | 狩猟と銃
炎暑の時期であるが、北海道での鹿撃ちを計画しているハンターにとっては「狩猟シーズン」の幕開けである。8月になれば狩猟登録(北海道へ税金を支払う)が始まるだろう。大多数のハンターはガイドを雇い効率よく狩猟する。ガイドなしで狩猟する人もいるが、慣れない土地で地図と睨みっこしての猟となる。そして牧場にいる鹿を撃つ場合、農家の承認を得ているだろうか?車で一日数百キロを流す場合、無人の原野で撃っている感覚ではないだろうか。北海道と言えども、すべて法の定める土地である。

ガイドが全て心得ている場合は良いが、そうで無い場合もある。違法な場所・時刻からの発砲さえあると聞く。命中した後も解体料でハンターは金をむしり取られる。そして後日送られてくる鹿肉は思っていた量の四分の一である。内地で大物猟を経験しているから目分量に狂いはないはずだ。猟友会はかってのオリンピックと同じで、アマチュアが建前であるから「プロハンター」には知らん顔だ。行政も火中の栗は拾わない。

利用するハンターも殿様猟であるから金銭には拘泥しない。旅の恥は掻き捨てであるからバンバン撃つ。残滓は捨てて行く。
高価な銃やスコープで期待を込めて撃つが命中しない。銃砲店に踊らされ、倍率の高いスコープを装着しているが腕が伴わない。スナイパーの世界なんてアホな本で踊っている。倍率なんて3倍あれば十分だ。
拙はヘタであるから300mを超える距離は撃たない。しかし300mを超える距離の鹿はこちらを見るだけでジーと立っているから、狙いやすい。自信のあるハンターは撃って下さい。
でもネック撃ちですよ。血糊を見て追いかけるのは散弾での猟ですよ。半矢で逃がせば内地と違い、羆を呼ぶ事になります。丹念に探せば300m以内で必ず撃てます。

ガイドの質も問題なのだ。「僕、プロハンター」と宣言すれば立派なプロハンターが誕生する。やはりアメリカのように一定の資格試験に合格し、ガイド組合で管理することが必要だ。料金なども組合で協定し、悪質なガイドがあれば資格を剥奪しなければならない。資格あるガイドと一緒でなければ違法にしても良い。こうしてお客様に楽しい猟を提供してほしい。

これから北海道での鹿撃ちを計画しているハンターの皆さん、美味しく誘っているガイドは止めた方がいいですよ。

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