ガラス絵を入手した。大正から昭和にかけて室内装飾に用いられた。モダンな感じで用いられたが、江戸時代既に長崎で作られていた。
現代もガラス瓶の内側からペイントし、工芸品として楽しまれている。
たぶん何れかの待合などで使用されてきたガラス絵を入手した。
このままでは破損の心配があるので、額縁を特注する予定だ。全体では横が135cm、縦が40センチほどである。鮑貝も使用され、キラキラと光っている。大正ロマンが蘇れば満足である。
ただ銘は「周文」とある。周文は室町期の中国の画僧である。雪舟の銘と同じで笑えてくる。恐らく上海辺りで作られ、大正期に輸入されたモノであろう。
周文とは恐れ入った!!