あらゆる雑誌で取り上げられ、全国区に近づきつつあると思います。
ご存知「伊勢うどん」です。写真の伊勢うどんは定食で、うどんは大盛にしてあります。
価格は900円、普通の盛りならば750円です。
伊勢市内の美味しい店を、独断と偏見で紹介します。
「ちとせ」宇治山田駅から徒歩5分、この写真の店です
「山口屋」伊勢市駅から徒歩8分、駐車場有です
「?」度会橋伊勢市側、左へ坂を下る途中です。昭和30年代の雰囲気が有ります
「わかくさ食堂」伊勢市駅前、外宮への参道。味は不問で、ここの貴賓室で食べる。
「駒鳥」銀座新道商店街、昭和40年代の大衆食堂の雰囲気あり。味も昔風、店員も昔風。
うどんをおかずにご飯がつらいかも。
写真の天地が逆かも。
写真の天地が逆、を看破するとはさすがです。
昔はうどんをオカズにしましたね。
少し昔は、酒の肴にしました。
東日本のうどんは黒いのだと噂に聞いていても、これまで現物を見たことも食べたこともないことに、いまはたと気が付きました。
三重県も広いですが、食文化は関西圏に近いかと勝手に想像していましたが、くだんの伊勢うどんには東の文化を感じました。
透き通った出汁を飲み干すように食らう関西人のワタクシには、濃口醤油に浸かっているかのようなうどんは、ほぼ恐怖です。
お品書きに写真があったら、まず頼まないし、食べ方もわかりません。
むしろ、そばを頼みます。
肝心のおつゆは、どのような味わいですか?
飲み干す、、、ことはさすがにないと思いますが、どのくらいそのつゆを頂くものなのでしょうか?
そばみたく、からめる?だけですか?
伊勢うどんは知多半島からやって来た、との説もあります。
商家の丁稚たちが空腹を凌ぐ為の夜食で、生醤油をかけて食べたそうです。生醤油は知多半島から運ばれていたようです。中山介山の「大菩薩峠」にも白玉うどんとして紹介されています。
この汁は残ると白飯にかけて食べました。天麩羅の露にしても美味しいです。私は冷や奴にかけて食べています。
そして昔は伊勢うどんを副食として食べました。澱粉ばかりの食事です。
風邪をひくとこれを風邪薬としても食べました。
各町内に一軒はうどん屋があり、少し前までは蕎麦屋が3軒ぐらいしか伊勢にはなかった。
通販も有りますが、1/4の味です。
ぜひ、お召し上がりください。
手間暇かけずに簡単に、
汁も余さず無駄もなく、
醸造元が多く盛んな風土であったからこそ、根付いた味わい方なのでしょうね。
効率的かつ合理的。そして何よりエコ。見習いたい生活の知恵ですね。
なんだか今宵はうどんが喰いてえや!!
たまごをぽとりと落として、生醤油ジャッとかけてな!!
デパートの専門店ですが美々卯の「うどんすき」を初めて食べた時です。
うどんは補助的な食べ物と思っていたのに「うどんすき」の豪華絢爛たる味!!
昭和43年ぐらいだったが、高価でした。
残念ながら高級店には縁がなく、人生で一度は味わってみたいものです。
そもそも、うどんとは、家庭で煮て食べるもので、昔は外で食べることに抵抗感さえありました。
外食といえば、駅ナカの立ち食いそばうどんが関の山。
まー、これはこれで、具材に地域性があっておもしろいのですが。
いつ頃からか、うどんブームもあいまって、昼休みに会社近くの店を開拓して回ったものです。
京都にも、昔ながらのうどんの名店があります。
のれんをくぐる前から、既に名店の気配と香りが漂ってきます。
実際、期待を裏切ることなく、出汁が細胞に染み渡るようにうまい!!
しかし、小さめな器のうどん一杯に、千円以上とは、そこはやはり京都価格だな、、、と思うのです。
そこで私が推したいのは、大阪のつるとんたんです。
支店も各地に進出しており、有名店ですが、人に紹介すると喜ばれます。
ベーシックなものから、ちょっとアレンジを加えた進化系まで、従来のうどん屋さんにはなかった切り口が楽しいのです。
価格帯は、モノにもよりますが千円前後。
何より2玉までは増量無料!!
気取らずにお腹いっぱい食べられます!!
ここが大阪ならではの懐の深さだなと思います。