狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

有害駆除の半日

2017年05月30日 | 狩猟と銃
今朝は4:00に起床しました。
5:00集合で、有害駆除(鴨)に行ってきました。

田植えが終わると、鴨が大挙して田にやって来ます。植えたての稲苗は新鮮なサラダなのです。
これを食べると、まだ定着していない稲苗は抜き取られます。一日もかからず田は全滅になります。農家はトラクターで全て搔き回し、田植をもう一度行います。
植えてから2週間ほどすると、苗は根を張り少々芽が食べられても大丈夫です。

ですから我々猟友会は農家からの要請で出動します。
ところが鴨を田に放している農法もあります。しかし、苗が完全に定着してから鴨を放しているのです。このことを知らないバカが、我々を殺戮者のように非難します。
朝の4時に起床して、田を荒す鴨に「どうか出て行って下さい」とお願いして下さい。



9時過ぎまで駆除をやりました。
この地区は鉛弾禁止の地域なので、写真のタングステン弾を使用します。一発が225円で普通の鉛弾(95円)の倍以上します。全く赤字のボランティア活動です。
地元の農家からの依頼でなければ、バカバカしくてやってられません。
撃ち落した鴨ですか?
鳥インフルエンザですから、誰も食べず廃棄処分です。

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2 コメント

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なるほど (京男)
2017-05-31 06:39:01
おはようございます。
田植えをする側になると鴨が害獣になるのですね。
鹿なんかは、食べに来ないのですか?
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間もなくでしょう (常盤万作)
2017-05-31 18:58:25
鈴鹿・亀山方面では出没していますが、もう少し苗が伸びてからです。好みがあるのでしょう。
天然記念物のカモシカは山林経営者の天敵です。杉や檜の若芽を食べて行きます。
天然林に植林して人間が悪いのか、疑問はありますが、確実に日本の山を消していきます。
例としては大台の山頂です。消えた山の緑は戻りません。
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