去る11月20日、北海道営林署の職員が仕事中にハンターから撃たれ死亡した。
営林職員は目立つ服装を着用し見通しも良い林道を歩いていた。
しかし、蝦夷鹿と信じ切っているハンターから約150の距離で散弾銃(サポット弾)で撃たれた。私もハンターでよく分かるが、150メーターでは鹿と人間の区別は肉眼で100%出来る。300メーターでも可能である。
死亡された営林職員は38歳で奥さんと3人の子供たちが残された。痛恨の極みである。
この事件で北海道猟友会は平成31年1月15日から3月31日まで国有林での狩猟禁止を通達した。この処置ではまだまだ甘いと思うが、これに抵抗する輩が北海道猟友会員にいる。そしてユーチューブでは意見を述べている。興味のある方はユーチューブで「北海道猟友会狩猟自粛のこと」で検索されたい。
ハンターでない人がこれを見れば、どのように思うであろう。とかくハンターは「自分の価値観」だけで行動し、視野が狭い。北海道森林管理局からの「お願い」も掲載した。この悲痛で怒りに満ちた一文もぜひ読まれたい。
このような手紙が、三重県のハンターまで送られてきた。情けない事である。
なお12月21日には三重県猟友会からも、同様の封書が届いた。
目だけでない、なにかで見ないといけませんね。
ドライバーが速度違反する感覚で、狩猟違反しています。
「律」を意識しているハンターは少ないです。