としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

カマを研ぐ訳②

2015-12-10 15:53:40 | 日記

墓探しに失敗次は従姉探し

この従姉は母の兄さんの娘で昭和ひとけた後半の生まれとか

生きていれば80歳位かな、女性の長寿に期待

会うことが出来れば最終目的の祖母の人となりを知ることが出来る

とは言っても分かっていることは

①従姉が東京で結婚息子と娘がいた

②離婚故郷に戻り旅館で働きながら子育てをしていた

③従姉の弟も当地で20年位前に亡くなっていた

それ以外な~んにも分からず帰省後の住まい?

後はな~んにも情報なし?

 

仕方がないので私の子供の頃の記憶にある従弟の住まいがあった辺りへ

この辺りで近所の他人に聞き取りし、何か糸口をって思い辺りをブラブラ

しかし家はあるのに田舎って本当に人どおりがない

むかし三船敏郎が主演した映画椿三十郎のいちシーンのよう

道の両側にちょっと古そうな建物(映画程ボロッチクはない)がまったく人が見えない

失礼な言い方だけれどホントまったく精気を感じない

これが私の生誕の地・・・・・・・・。

 

ウロウロしていたら軒先に無灯のサインポールを発見

店内も無人灯りも着いていない?

でも他には声をかけられるような家はない床屋さんは地域の情報源

入口は施錠されてはいないので何度か呼びかけていると

女性が出てきてくれたのでしばらく立ち話

その結果は

①三軒ほど先の空き家が従姉の弟の住まいで帰省後はここに住んでいたそう

②従姉は10年ほど前に痴呆発症数年前に亡くなっていました

③従姉の娘は温泉街のお店に嫁ぎ健在とのこと

④従姉の息子は前年当地で亡くなっていました

こんな結果で少し落ち込みましたが消息が分かったことは有り難いこと

床屋のおばさんに感謝しつつ帰っていました。

 

歳が歳だけに無理かもしれないが来春雪解けを待って再度お墓参り

あの藪を刈ってやろうなんてムコウミズナなことを考えています

そんな訳でカマを研いだのですが思ったほどの切れ味にはなってませんでした。

 

 

 

 

 


カマを研ぐ訳①

2015-12-10 14:06:32 | 旅行


11月17日すっかり秋が深まりつつある国道17号をみなかみ町を目指しひとり旅渋川の先は暫くは道路左側は切り立った岩壁、たまには車を止め眺めたいとは思うが車は多いいし道幅に余裕はないわで何時も通過するだけ。

岩本の手前辺りでは利根川沿い鮮やかに紅葉した樹木ここもパス先を急ぐ、今回の水上行きは何時ものようなのんき旅ではなく珍しく目的を持っての旅

ひとつは母の実家の墓確認(探し)実家を継いだ伯父は昭和32年に亡くなりその後我が母が昭和39年に亡くなった後は墓を守るべき人は無かった。

平成17年に亡くなった父がその数年前に育ち・結婚し子育てをした辺りを見たいと言い出したことから姉さんと3人で秋の水上へドライブ(父は多分これが水上の見納めと思っていたのか)温泉街・父親の実家の墓地・藤原ダム・宝川温泉・谷川岳の麓などを昔話をしながら楽しんだ。

帰途、母の実家の墓地へ寄りたいと言うので道路脇に車を止め既に膝痛に苦しんでいたので私が背負い他所の庭先を通り上越線の盛土を越え(踏み切りなんか無いの?)草ぼうぼう荒れ地に、整備された墓地数か所よく見ると草に覆われた畑墓地もいくつかそんな中から父が指したのは四角い石塔が2~3個あとは玉石が数個の墓地でした。

お線香も花も用意してなかったので父を傍らに待たせこれが最後かもしれないと姉さんと草などのゴミを片付けてきました。

 

こんなアヤフヤノな情報しかないので途中町役場により税務課の窓口で①おおよその場所②畑墓地③敷地所有者名は明治30年頃に亡くなったと思われる祖父を伝え、待つこと10数分。

すご~い航空写真のコピーに赤ペンで囲まれた区域、職員さんの言うには「このエリアが祖父の名義の土地で映像から墓地」と言うこと。

この説明に舞い上がってしまったが、実は画像が不鮮明であるのと場所を特定するものが今一つ分からなかったのです。

 

大急ぎで現地に行ったのですが以前と墓地の数が違う、畑墓地がもう少し多かったよう?など20年前の記憶と異なっている気がしたウロウロ。

やっと探した畑墓地一面を覆ている草を片づけてみたら四角石碑刻まれていた俗名の名字が違っていて大間違い、あとはどう探しても見つからず?

小一時間粘ったが「マッいいか~又来るや~~好いんだ」と思いこの日の墓探しはここまで(ひとりで来て失敗でした)。

今日はここまで『次は従姉探しで~す』

 写真

大間違いの畑墓地

実家に戻って姉様と話し合った結果中央やや左の柿の木左下の藪の中らしいとのこと

でした。