12月10日から三泊四日で慢性心房細動のカテーテルアブレイション治療に行ってきました。
入院中は暖かな病室で電動ベッドを操作ノンビリ寄りかかって新田次郎著『八甲田山死の彷徨』を完読。
それから市立図書館から借りた『富士山五胡周辺の山歩き』を読み日帰り登山コース(歩行時間5時間程度で駐車場⇔駐車場)のメモつくり。
退院期限がきて三分の二までしか読めなかった永井路子の『相模のもののふたち』。
治療の痛みを気にしながらではありましたがまあまあ充実した日々を過ごすことができました。
何せ普段が好きなものを腹いっぱい食べ家事や自転車など目いっぱい動き回っていたので一寸退屈はしましたが上げ膳据え膳だったので指先のアカギレもすっかり治癒。
しかし胃や食道など消化器官が悪いわけではないので治療前の絶食やその後の食事の量が健康老人には少なかったりで常に空腹状態これには大閉口更に排尿用の管を大切なところに入れられたのでしばらく排尿時焼けるような痛みがはしりビックリ。
普段が男やもめなので若い看護師さんがウジャウジャ働いている訳でキビキビした動作をチラチラ眺め生きていて良かったナ~なんて思っていました(若くない人もいましたが働いている姿って尊いことって感じました)。
そんなこんなで初入院を楽しむことができました。
肝心の治療後の退院前の説明では術前より心電図の波形は細かな乱れもなく全体には綺麗になっていましたが大きな波形の間に所々小さな波形。
結果としては完治・完治に近い状態には至らず『軽快退院』と言うことで今後3か月間のワーファリンとタンボコールの服用と過激な運動の禁止それと禁酒ですって。
薬の服用はマ~マ∼どうってことはないのですが禁酒は?暮れから正月を控え絶対なのか暴飲なのか?
最悪なのは過激な運動の禁止です、これについては登山と自転車のツーリングは絶対ダメ。
自分の予定では治療結果全快、1月はストレッチとウオーキング、2月からは三浦半島の野山へ出てトレーニング開始、3月には早春の三浦半島を自転車で軽快にナ~ンテ思っていましたが見事に打ち砕かれ、今日はガックリ南の窓際で焼けつくような陽ざしを浴びながらため息をついて「我が身の不幸を嘆いていました」。
アホみたいに今年も遊び回ってきましたが神さまの逆鱗に触れてしまったのかドコゾノ虎のしっぽを踏んでしまったのか?
トンデモナイ70歳の暮れを迎えることになってしまいました。
ホント「トホホ」でしたヨ。