来年一月、年頭のマイカレンダーを飾る富士山の雄姿を求め自宅周辺や表丹沢・西丹沢を歩き回っているのですが納得のいく写真が手に入らない。
先週行った大野山に行こうかしら?それとも不老山にしようかしらなんて考えていたのですが(初めての山は道迷がこわい)????
そんな折、登山ツア~情報に『愛鷹連邦・越前岳』を発見平日・日帰り・温泉付き我儘な小生の希望にピッタリ。
と言う訳で昨日は4時おき7時20分東京駅集合、首都高から東名高速平日の朝道路は空いていて早い早い。
東京駅ではどんよりと曇っていたのに南下するにしたがい青空が広がってくるじゃ~ありませんか。
秦野中井を過ぎると車窓から見える山々は紅葉が見事そして先週道迷いを体験させてくれた何と大野山が見えました。
あれです(中央の山)
進むごとに大きくなる富士山、噂には聞いていた第二東名の高架橋が並行して造られていました(初めて見たのかな~?)。
こんなの並んでこしらえても将来人口は減るわメンテナンスが必要になるわ一体どうしょうって考えているのでしょう?
最近この国の行く末を少し心配しています、でもノ~天気な国民が厚かましい特別職公務員に委ねてしまったこの国の将来・・・・。
心配してもどうにもならないので私は来年のマイカレンダー添付写真を求めて静岡県まで遠征中。
裾野インターから一般道へ「ウワ~凄い雪をいただいた特大の富士山」こんなのを年がら年中眺めている静岡県人はさぞかし心の広い人かオオモノガ多いのではないだろうか?
十里木高原登山口へ9時半過ぎ到着この空を御覧なさ~い(\(^o^)/バンザイ)
ウキウキ準備9時50分登山開始、青い空雪をいただいた富士山背を向け上るのが残念出来れば富士山に向かって登れたら良いのにナ~足元が少しヌカルンデslip注意。
20分ほど登ったら展望台ここで第一回目の富士山の撮影ほとんど雲に邪魔されずに夢中でシャッターを
展望台から
そして電波中継施設を左に見てゆっくり高度を上げるこの辺りから足元には霜柱が見られるように午後になって解けだしたらえらいこっちゃと思いながらさらに上る。
20分ほど上った地点で振り返って富士山観賞雲が少し出てきた
この辺りから山道は大きな段差と泥濘ここまでは静かな登山だったが少し風が出てきた、冬山気分手・耳・鼻が冷たい鼻水をすすりながら上る
富士山ベストスポットに到着足元にはこんな霜柱振り向くと富士山は雲が左から右に流れ風が相当に強そう
一面の霜柱 サンドイッチ富士?
急いで頂上まで行って富士山を拝みたいので足早に進み11時40分越前岳頂上に到着、「え~」富士山の麓は木立の陰になって見えなかったのです。
南西方向には霞がかかったようですが鈍く輝く駿河湾や東名高速道路が細長く伸びているのが見て取れました。
富士山全体は途中の方がよく見えたのです、山頂の標識周りは冷たい風の吹きっさらし あっという間に耳や鼻が痛いくらい大急ぎで写真を撮り木立のなかに避難防寒着を羽織り昼食。
持参したお湯を飲みながら何時ものようにコンビニおにぎりをほうばる、吹きっさらしでないが手が冷たくてたまらない。
リーダーに尋ねたら気温は1℃とかこの冬一番の寒気にさらされていたのです。
自慢にも何にもなりませんが何たって骨と皮だけの身体こうなると皮下脂肪に守られているそこにもここにもいる誰かさんが羨ましい。
遭難したら小生などいの一番に低体温症で動けなくなることでしょうな(自信満々)。
12時10分呼子岳をめざし出発、ここまでで富士山の写真は大分写したので早くノンビリと登山が楽しみたいと思ったがここからの下りが急な段差の連続そして上り返し、藪ありヤセ尾根ありと必死でリーダーを追跡(何時ものことですが楽なお山はなかなかありませんネ~)。
12時55分呼子岳山頂に到着、狭い山頂10人ちょっとが写真を撮ったり周りを眺めるために移動するがすれ違いが大変でした(コボレタクナイノデ)。
ここからは富士山も見えるのですが立木の枝が邪魔で期待した作品は諦めました。
滞在時間10分ほどで割石峠に向かって移動相変わらずの道悪ここは下り一方そして13時15分峠に到着ここをまっすぐ進めば位牌岳。
我々は左に曲がって山神社をめざし下りあるのみ、と思いきや『この下り』下り始めてビックリ歩きにくいのなんの大きな石は避けるのですが枯葉に隠れた浮石が曲者更に沢なのでまったくの日蔭、下の方から吹き上げて来る強風の冷たいの何の(ここでもリーダーいわく気温は1℃)。
下の方 上の方
このガレ場が延々と続き鼻の中に吹き込む風サイクリング以上の鼻水、足下が悪いので立ち止まらないと鼻がかめない『汚い話鼻を垂らしながら歩く始末』地面まで落ちてくれたら喜ばしいのですが強風に吹き上がられ着衣に付着(何年後かの我が身を連想・・・・・ニヤニヤ⇒マッ鼻水で死んだ人はいないってこと)。
ホント『朝のうちの明るい陽ざしと富士山そして午後の日陰の冷たい長い長いガレ場』私の人生みたい???
この下りは紅葉も終わってしまって大杉でその姿に見とれた以外ただひたすら歩き15時7分山神社に到着。
これ大杉近づきすぎました ゴ~ルイン
越前岳山頂で羽織った防寒着を最後まで着っ放しそれほど寒かったと言うことでしょう。
当然冷え切った身体は『すその美人の湯』でたっぷり温め、午後の苦戦なんか忘れて東名高速をひた走り出発地東京駅へ。
湯冷めをしたら大変なので防寒着を再度着用夕方のラッシュだって言うのに東海道線・京浜急行を乗り継いで何時もより早くご帰還出来ました。
寒いのは大の苦手そろそろ冬眠しようかひと時の快楽?を求めて俳諧しようかってまたまた少し迷っている冬の夜なのです。