五月末までかかってしまったことを深く反省いたしております。
何を頼まれたのかと言うと、掛け軸を入れる箱に箱書きをするというご依頼です。
『いつでもいいです〰』のお言葉に甘えて、ズルズルと今日までのびのびになってしまいました。
遅くなってすみませんでした!
とっても反省いたしております!
でも、あえて、言い訳させてください!(^○^)
箱書きに関して調べてみたら、いろんなパターンがあることがわかったのです。
相手との関係で書き方が変わるようなのです。
まず、自分の作品の場合。
次に相手との関係が無い場合。
そして相手が、目上の方だった場合。
そしてそれが、自分の師匠であった場合など、いくつも書き方があるようなのです。
ところが、詳しく書いた本や資料が中々見つからない、、、
結局見つからないので、こりゃ実物を沢山見るしかないなと言い結論に達し、オークションで桐箱を100本ほど落札して、資料や箱書きの練習用としたのです。
書と水墨画の掛け軸の箱書きは同じで良いと、ある資料に書いてあったのですが、それどころかそれぞれにまちまちで、正解を見つけるどころか、かえって暗中模索状態が深まってしまったのです。
ね、時間かかってるでしょ(^○^)
その上、昨年より進めてきた新規ライブハウス建築の件で年明けからすったもんだがあり、それがようやく決着ついたのが2月末、、、。
そしてクラウドファンディングお礼用の木札を勘亭流で書くという、締め切り仕事があったので、それに着手したのですが、勘亭流で作品を仕上げたことも、木札に書いて納品したこともなかったのでそちらも資料集めやら研究したりやら、、、
ま、結果的には、箱書きの良いウォーミングアップになったんですけどね(笑)
箱書きは蓋の表面に書き手の名前の下に『筆』と書き、箱の裏に『杉山悠翠 題』と書きました。
あとは印を押して終了です。
桐の板に印を上手く押すことができるのか、最後のハードルが待っています!
平らですし柔らかいので圧力かけすぎなければなんとかなるとは思うのですが、、、
頑張ります〰