僕はイーロン・マスクにはあまり良いイメージを持っていないませんが、それは
彼がおどけて見せる映像や過激な発言ばかりが切り取られクローズアップされる記事に洗脳されているからかもしれません。経営者として超一流である事は間違いないところです。
『彼がが人材採用するときの質問』が気になりました。
『君はプロセスが大事にするか?』
彼はプロセスを大事にする人を雇わないそうです。
大企業のプロセスに依存すると、自分で考えない人間になってしまい創造力の無い歯車の一つになってしまう。
確かにそこが大企業の弱点ですし、TOYOTAは『カイゼン』でそこに陥らない様にしているのでしょう。
我々中小企業が輝き続ける事ができるポイントでもありますが、多くの中小企業がその経営に四苦八苦してしまうのは、目標を大企業に設定するからかもしれません。
イーロン・マスク、まともな事言うじゃん!
『君は誠実か?』
イーロン・マスクは誠実な人を雇うそうです。
以前は頭の良い人を雇っていたけれど、それは間違っていたとまで言っているそうです。
ますますまともな奴じゃん!
イーロン・マスク!!
『きみは無理難題を超えた事があるか?』
これまで何の仕事をやってきたか?
どのような難題に直面したか?
その難題にどう対処したか?
重大局面でどう決断を下したか?
そんな質問をするそうです。
応募者がその質問に詳しく話せるなら、無理難題に直面しそれを乗り越えてきた経験がある事になり、それは高い能力を有している事になるけれど、詳しく話せないとすれば責任のないポジションで過ごしてきた事になると言うのです。
まさにど真ん中を突いた質問ですよね。
求める資質があるかないかを見抜ける質問だと思います。
修羅場とまでは言いませんが、無理でも超えなければならない課題に直面してそれを乗り越えた経験値は、新卒でも聞くべきポイントです。
企業が採用時に学歴を重視する意味はここにあると言われています。
それが正解がどうかはわかりませんが、自分を律しながら他者との競争に打ち勝ってきた経験値は確かに重要です。
その後何を学んだのか?はもっと重要ですね。
イーロン・マスクやるじゃん!
Twitter社の大量解雇は入社時のデータ見て決めたのでしょうか?
大量解雇の良し悪しは別として、残した人材が『プロセスに依存しない無理難題を乗り越えた経験値を持つ誠実な人』ばかりだったらTwitter最強ですね!
テスラも最強軍団なはずです。
でも現実的にはそうはならないのです。
なぜならそこに多様性が含まれていないからです。
私は誠実な人であれば、プロセスで力を発揮する人でも過去に無理難題に直面していなくても採用します。
なぜなら適材適所が大切ですし、無理難題はこれから経験すれば良いですし、その乗り越え方もそのとき学べば良いからです。
誠実な人と一緒に働き喜怒哀楽を共有したいのです。
イーロン・マスクよ、きっと君もそれは分かっているはずだろ?
でもそんな事言えない君を作ったのは神自身だから仕方ないよね。
健康に気をつけて頑張ってくれたまえ。
どこから目線?( ̄▽ ̄)
でも、マジで見直したわ。